今回は岐阜県大垣市で10月に毎年開催されている「十万石まつり」の記事となります。
※記事中の写真は全て2018年,2017年当時となります
- はじめに
- 大正時代「大垣秋祭り」が起源
- 十万石まつりのイベント紹介
- オープニングパレード
- 鏡割りと地酒の振る舞い
- 十万石ふるさとまつり
- 常葉神社神輿の渡御
- 常葉神社餅まき
- 祭のあと
- 最後に
- 併せてご覧下さい
はじめに
どの都道府県にも「◯◯三大祭り」なるものは存在するかと思いますが、大垣は岐阜県に存在する1自治体であり、人口16万人の「市」となります。
しかし偉大なる大垣市には「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産にも登録された「大垣まつり」を始めとする「大垣三大祭り」が存在するのです。



※過去開催分ポスターとなります
・春の「大垣まつり」
・夏の「水都まつり」
・秋の「十万石まつり」
この中から今回は秋のまつり「十万石まつり」を紹介いたします。
大正時代「大垣秋祭り」が起源
十万石まつりは毎年10月の第2日曜(2019年は10/13)に開催される常葉神社の例祭となります。
常葉神社の神輿、地元企業の神輿、大人や子供神輿や市民によるパレードとおどりが行われます。
市外者の私から十万石まつりを見ると、大垣まつりと比較して「市民による市民参加・地元企業参加の祭」というイメージを持ちました。
※2017年版の告知です
常葉神社。
こう見ると結構な数の神輿を所有していてすごいですね。
大垣まつり程の規模ではありませんが、駅前メインストリートは通行止めとします。
屋台数は大垣まつりと比較をすると少なめですが、不足はありません。
なかなかどうして大垣市民の皆様は参加・見物しまくりです。
十万石まつりのイベント紹介
実は以下の写真の通りに大垣城ホール、大垣駅通りなど様々な場所で並行してイベントが開催されているため、今回は全てのイベントを紹介することができませんが、いくつかを写真付きでご紹介いたします。
オープニングパレード
パレード参加者さん達は時間まで大垣公園にて待機です。すごい人数。
そして11時になると大垣共立銀行本社辺りから、大垣駅通りへ向けて約1時間のパレードが開始されます。
先頭は岐阜県警白バイ隊。
イメージキャラ「おがっきぃ」やミス大垣さん(?)が続きます。
大垣商業高校吹奏楽部皆さん達。
一日警察官っていいなあ。
この辺りは警察・防犯関係の「地域安全パレード」です。
地域安全パレードの最後は岐阜県警パトロールカーとなります。
「大垣市少年パレード」が後に続きます。 (写真は一部の団体であり、実際には更に多くの団体が参加をしています)
鏡割りと地酒の振る舞い
商工会も祭に参加しており、新大橋前で気前よく日本酒が振舞われます。
うひゃー、待ってました〜。
十万石ふるさとまつり
子供神輿、大人神輿、企業創作神輿が大垣駅通りを練り歩き、各団体は新大橋審査員席前で芸を披露します。
これらが企業創作神輿です。なかなかユニークですな。
市民の神輿が来ました。
専門学校の神輿です。
ここからは地元企業の創作神輿となります。
このように新大橋前で祭っぽい芸を披露します。
西濃運輸!
常葉神社神輿の渡御
常葉神社を出発した神輿は大垣の中心街、郭町から丸の内や大垣駅通りを練り歩き、最後に常葉神社に帰ります。
女性神輿もありました。
常葉神社餅まき
夕方から大垣公園横の特設ステージで開催されます。各ステージのたれ幕には大垣を代表する協賛企業
いやはや皆さん餅をキャッチする動きが早くて速い、私は諦めて早々に離脱をしました。
祭のあと
祭り後夜の常葉神社です。
よくぞ日本に生まれけり。
最後に
十万石まつり、観光よりも地元色の強いイベントですが、岐阜市や名古屋など近隣の方ならば是非観に行く価値はあるかと思います。
そして「今から秋祭りの話をされても・・・」とご意見いただきそうですが、以前に当ブログでは「大垣まつり」を記事にしましたので、本来開催順であれば夏の「水都まつり」の紹介記事となるのですが、実は水都まつりは写真や資料が少ないため、大垣花火大会と併せてご紹介しようかと考え中です。
こちらにも色々と事情がございまして・・・申し訳ございません。
今回は以上となります。
併せてご覧下さい
大垣と岐阜の話題が満載です。