聖地巡礼時に御守を授与いただく

新規投稿 2019/05/24・最終更新 2019/05/26

今回は聖地巡礼先の寺社仏閣にて授与いただく「御守」についての記事となります。

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香取神宮 (千葉県香取市)

※本記事では主に神社と神社の御守について記述いたします

※ご注意 本記事中に記載されている「御守」や「神社」または関連する内容について、全ては私個人の解釈とさせていただきます

 

はじめに

私は特定の宗教(神道を含む)を熱心に信仰している訳ではありません。・・・敢えて、敢えて言うのであれば「はにゃーん教」と「西宮教」の狂信者とでも言いましょうか。。。


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「はにゃーん教」と「西宮教」の教祖は超魅力的!

※イラストは購入したLINEスタンプとなります

それでも聖地巡礼先にてリピートする土地では、御守を授与いただく事が多くなります。

一度きりの旅先ではなく気に入った聖地巡礼先であれば、授与いただいた御守の返納に支障がないと考え、また好きになった土地で平穏に過ごしたいとの願いも込めています。

 

神社と寺院(寺)での御守の違い

聖地巡礼ではなくいきなり「御守」の違いって何よ?かもしれませんが、御守の基本知識となりますのでお付き合いください。

まず現在私の手元にある御守は全て「神社」にて授与いただきました。

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諏訪大社 下社春宮 (長野県諏訪市)

我が家系は真言宗であり、寺院(寺)に対して悪印象もありません。しかし「神社」と「寺院」の御守に対する考え方と制作過程の違いから、私は神社から授与いただく事を選びました。

 

■神社の御守とは

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八坂神社 西楼門(京都府京都市)

まず神社とは「神道」からきており、古来からの自然信仰が本元となっています。(これは基本理念であり、実際では天皇家を祀る「神宮」など様々な信仰対象が存在します)

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京都平安神宮には歴代平安2天皇が主祭神です

そして神社の御神前でお祓いをされ、神様の御霊が鎮められている「神の力(御霊)が込められた」ものが神社の御守とされています。

 

■寺院の御守とは

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善光寺 本堂 (長野県長野市)

寺院とはインドのお釈迦様の教えを基とした仏教を信仰し、仏の化身とされる仏像を拝みます。

寺院にて読経や焼香の儀式が施された「仏様への祈りが込められた結晶」が寺院の御守とされています。

私の知り合いに浄土真宗の僧侶がおりますが、浄土真宗の様に「御守り」や「おみくじ」類の授与や販売はしていない寺院も存在します。

 

■神社と寺院の御守効果

これは私にはわかりませんが、「目に見える」「体感できる」差はないと考えています。

ただし神社の御守は「年月を経ると穢れる」とされていますし、どの御守でも粗末に扱ったりすれば、効果どころか神様や仏様に見放されてしまいます。

 

■私が神社で御守を授かる理由

単純に「神のパワー」を信じているからとなります。

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鹿島神宮 拝殿 (茨城県鹿嶋市)

もう少しだけ理由付けをするならば、建築物としての神社にも惹かれるところがあります。

まずはこの様に大層立派な社殿があるかと思えば・・・


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「神明造」「大社造」など様々な神社の屋根建築

独特な構造であったり、地方の素朴な神社では土着の神様が鎮座されている場合もあります。


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伏見稲荷大社の千本鳥居から地方の神社まで様々

神社と神様の世界は深いですね。

 

御守の複数所持

本記事では私の複数体所持をしている御守を紹介をしますが、こちらでは「御守」の複数所持について考えてみます。

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記事投稿時点で所持している御守

近頃はあまり聞かなくなった気もしますし、依然気にされる方もいらっしゃる様ですが、御守を粗末に扱わなければ、複数の神社の御守を一緒に扱う、または神社と寺院の御守を所持することについても、問題はないはずです。

伝統としては未だに「神仏分離」が曖昧な箇所もありますから、この点からも大丈夫ではないでしょうか。

複数神社の御守を所持することで「違う神社の神様がケンカをして酷い目にあう」とのご意見もありますが、そもそも日本は「八百万神」の国です。

神様同士は基本は仲良しですから、何ら問題はないと思います。(とは言いましても神話では神様同士で大層仲が悪かったり、残忍な行いをする神々もいらっしゃいます)

そして神話に登場する神様とは、大抵が自分勝手な振る舞いをされます。

そのため神様と人間の関係は「神は神の遊びをするから、人は人の遊びをすればいい」程度私は考えています。

 

御守の保管

御守を所持する人間により、かなり考えに違いがあるのではないでしょうか。

Point

・家の神棚にお供えする

・普段の生活では常に身につける

・鞄に入れて持ち運ぶ

などが浮かびましたが、世の中には更に違う考えの方がいらっしゃるでしょう。

ちなみに私は全ての御守を財布に収納して持ち歩きます。

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こう見るとボロくなった財布・・・

ただし移動中には所謂「尻ポッケ」となるため、神々の怒りに火がつかないかが心配です。

・・・とにかくどの様な保管・所持方法にしても、すべてに共通するのは「最低限の信仰心」「御守は大切に扱う」だと断言はできます。

 

御守を粗末に扱えない理由

まず御守は「1体、2体」と数えます。それは御守には神様または仏様の分身が宿っておられるからなのです。

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御守は「社務所」「授与所」で授与いただく(神社)

御守を所持するまでに、大抵は自分の意思で神社(寺院)の「授与所」または「社務所」にて御守を「授与」していただくことでしょう。

それなのに後粗末に扱ってしまえば、神様・仏様に見放されてしまい、願いは叶わず更には直接厄災に見舞われてしまう恐れもあります。

 

御守の返納時期と場所

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御守の返納は授与いただいた神社(寺院)が基本

これも所持する人によりそれぞれお考えがあるようですが、まず御守の返納時期は以下が一般的であると考えられます。

Point

・厳格に定められた期間は存在しない

・合格祈願・安産祈願などは成就後に返納

・毎年返納して新しい御守を受ける人は多い

・前述の通り神社の御守は月日の経過で穢れる

私は1年に一度程度、新しい御守を授与いただく時に返納もします。

 

次に返納する場所ですが、授与いただいた神社(寺院)の社務所に返納をするのが最良です。しかし無理な場合には以下の方法が考えられます。

Point

・郵送での返納を神社問い合わせる

   (返送時には1,000円程度同封しましょう)

・近所で同じ神様を祀った神社にお願いをする

・自宅でのお焚き上げ 

そのままゴミとして捨ててしまうのだけは避けましょう。

 

現在身につけている御守

私が主に聖地巡礼先にて授与いただいた御守紹介となります。

 

■大垣八幡神社 (岐阜県大垣市)

主祭神:応神天皇

「聲の形」聖地巡礼にて大垣には頻繁にお世話になっております。残念ながら作中に八幡神社は登場しませんが、向かいの橋は描かれています。

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聖地巡礼記事はこちらとなります。

 

■飛騨山王 日枝神社 (岐阜県高山市)

主祭神:大山咋神

「氷菓」聖地巡礼で年最低1度は高山入りをします。こちら日枝神社は作中にも登場するため「聖地」でもあります。

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聖地巡礼記事はこちらとなります。

 

■飛騨一宮水無神社 (岐阜県高山市)

主祭神:水無大神

「氷菓」聖地巡礼で年最低1度は高山入りをします。こちらの神社は作中にも登場するため「聖地」でもあります。

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■宇治上神社 (京都府宇治市)

主祭神:菟道稚郎子命・応神天皇・仁徳天皇

「響け!ユーフォニアム」聖地巡礼にて年1度以上は宇治入りをします。こちらの神社は作中にも登場するため「聖地」でもあります。

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聖地巡礼記事はこちらとなります。

 

■宇治神社 (京都府宇治市) 

主祭神:菟道稚郎子命

「響け!ユーフォニアム」聖地巡礼にて年1度以上は宇治入りをします。こちらの神社は作中にも登場するため「聖地」でもあります。

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■縣神社 (京都府宇治市)

主祭神:木花開耶姫命

「響け!ユーフォニアム」聖地巡礼にて年1度以上は宇治入りをします。こちらの神社は作中にも登場するため「聖地」でもあります。

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■武田神社 (山梨県甲府市)

主祭神:武田信玄公

甲斐国の戦国武将「武田信玄公」が主祭神の神社です。特に聖地巡礼先はありせんが、昇仙峡が好きで年に1度程度は甲府入りをします。

同様に戦国武将の上杉謙信公を祀った「上杉神社」もありますが、江戸幕府の徳川家康がより武田家に怯えたことから、「社格(神社の格)」は武田神社を上にしたと言われています。

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■大洗磯前神社 (茨城県大洗町)

主祭神:大己貴命

「ガールズ&パンツァー」聖地巡礼にて年1度程度は大洗入りをします。こちらの神社は作中にも登場するため「聖地」でもあります。

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境内にはガルパン巨大絵馬
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聖地巡礼記事はこちらとなります。

 

現在授与されたい(要約:欲しい)御守

以下全ての神社に一度以上は参拝経験があるにも関わらず、ついつい授与所へ行くのを忘れをしてしまいます。(すべての神社で御守が授与いただけるとは限りません)

 

■西宮神社 (栃木県足利市・長野県下高井郡)

主祭神:西宮大神

「西宮大神」この素晴らしき主祭神に惚れました。参拝当日は残念ながら社務所が閉まっており、御守は諦めましたが、兵庫県西宮市の総本社での授与を狙っています。

私にとって西宮神社 本社のある兵庫県西宮市は、バリバリの聖地であります。

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栃木県足利市の西宮神社

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長野県下高井郡(湯田中温泉)の西宮神社

 

本社のある兵庫県西宮市の聖地巡礼記事はこちらとなります。

(記事内に西宮神社の記載はありません)

 

■気多若宮神社 (岐阜県飛騨市)

主祭神:大巳貴神・御井神

映画「君の名は。」の聖地であると言われています。

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聖地巡礼記事はこちらとなります。

 

■伊勢神宮 内宮 (三重県伊勢市)

主祭神:天照坐皇大御神

全ての神社の最上位と言っても過言ではありません。時の政権がその様にしたとも言えますが、平安以降から神仏分離後の現在まで1度も社格が与えられたことはありません。

そして2回も内宮参拝をしたにも関わらず御守は失念をしていました。

聖地巡礼には当てはまりませんが、まさに「神社界の聖地」と言えるのではないでしょうか。

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平成25年式年遷宮前の皇大神宮

 

■熊野本宮大社 (和歌山県田辺市)

主祭神:熊野加武呂乃命

折角巡った熊野三山ですから御守を授かるべきでした。残念ながら聖地巡礼には当てはまりません。

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旧社地にある高さ34mの大鳥居

  

 

■熊野速玉大社 (和歌山県新宮市)

主祭神:熊野速玉大神・熊野夫須美大神

折角巡った熊野三山ですから御守を授かるべきでした。残念ながら聖地巡礼には当てはまりません。

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■熊野那智大社 (和歌山県那智勝浦町)

主祭神:熊野夫須美大神

折角巡った熊野三山ですから御守を授かるべきでした。残念ながら聖地巡礼には当てはまりません。

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■厳島神社 (広島県広島市)

主祭神:市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命

大鳥居は大修繕(貴重な材料保管研究から再建)のため、数年間は拝めなくなる様です。聖地巡礼には当てはまりません。

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と思っていましたら、広島旅行をしてきた母親から御守を受け取りました。

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■宇津神社 (広島県呉市)

主祭神:

広島県呉市は瀬戸内海の「大崎下島」にあります。「ももへの手紙」にて作中にも聖地として登場します。

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聖地巡礼記事はこちらとなります。

 

■深志神社 (長野県松本市)

主祭神:建御名方命・菅原道真公

「orange」の聖地巡礼先であり、こちらの神社は作中にも登場するため「聖地」でもあります。

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聖地巡礼記事はこちらとなります。

 

■艮神社 (広島県尾道市)

主祭神:伊邪那岐神・天照大御神・素戔男命・吉備津彦命

こちらは「かみちゅ!」の聖地巡礼先であり、作中にも社殿が登場します

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聖地巡礼記事はこちらとなります。 

 

■御袖天満宮 (広島県尾道市)

主祭神:菅原道真公

こちらも「かみちゅ!」の聖地巡礼先であり、作中にも境内が登場します。

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■谷保天満宮 (東京都国立市)

主祭神:菅原道真公

主祭神である菅原道真公は公の恨みを鎮めるべく、神社に祀られたのが起源だったかと思います。

こちらはアニメ「AIR」の聖地となっています。

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聖地巡礼記事はこちらとなります。

■戸隠神社 中社 (長野県長野市)

主祭神:天八意思兼命

室町時代には真言密教との激しい争いの地でもありました。

直接の聖地巡礼には当てはまりませんが、近日中に関連記事を投稿予定です。

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最後に

御守も大切ですが、家の鍵に取り付けたる「大垣」駅票キーホルダーもいい感じなのです。

(上:養老鉄道、下:JR東海)

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あわせて是非ご覧ください