新規投稿 2019/09/06・最終更新 2020/10/2
今回は岐阜県大垣市の「ミニ奥の細道」散歩コースを写真体験する記事となります。
大垣駅南口駅ビル「ASTY大垣」
・本記事は大垣市街地を散歩するだけの記事です
・一切のオチはなく、散歩が終わったら帰るだけです
・本記事ではコース上の「句碑」は省略いたします
・本記事内写真は一部季節・時間が混在しています
- はじめに
- 導入部 JR大垣駅
- 1部 開始(錦町)〜新大橋(東外側町)
- 2部 新大橋(東外側町)〜大垣八幡神社 (西外側町)
- 3部 大垣八幡神社〜美登鯉橋 (馬場町)
- 4部 美登鯉橋〜芭蕉むすびの地 (船町)
- 追記 水門川の四季
- 最後に
- 大垣記事をぜひご覧ください
はじめに
江戸時代の有名な俳人・松尾芭蕉が生涯で歩いた距離は2,400キロにも達したとのことです。
芭蕉の旅の終着地であった大垣は「芭蕉ゆかりの地」として、様々な文化的活動を展開していますが、その中の1つに歩く距離を2.2kmに圧縮しつつ、随所に「水都大垣」の魅力を詰め込んだ「ミニ奥の細道」散歩コースを市内の水門川沿いに整備しました。
私自身、このコースは何度も歩きましたが、大垣市街地の自然溢れる街並みはお気に入りです。


水いっぱい、緑いっぱいの街ナカがコース
しかし「歩くのは死んでも嫌だ〜」や「大垣までが遠いねん」なんて方々もいらっしゃるかと思います。
そこで今回、超お手軽に「ミニ奥の細道」が楽しめるように、写真でコース(相当)を巡ってみましょう。
その場所での簡単な解説や「映画 聲の形」の作中で登場した場所、コース周辺の街並やおすすめ情報も掲載をしますので、大垣をご存じのない方も今後の参考に是非ご覧ください。
※本記事は夏頃を想定した構成となっております。
導入部 JR大垣駅
今回「JR大垣駅」を開始場所としましたが、「ミニ奥の細道」コースの開始地点ではありません。簡単に大垣駅内をブラついてから、コースの開始地点へと向かいましょう。
改札口を抜け…
※「大垣駅構内」は「聲の形」で登場しています。
改札を出るとすぐ右側には南口出口と併設された駅ビル「ASTY(アスティ)大垣」への連絡口があります。
後程こちらに戻ってきますが、軽く大垣駅構内をご紹介します。
※こちらは「聲の形」で登場しています。
JR大垣駅は駅ビルの併設された広い構内となっています。
改札外には切符売り場、コンビニに観光案内所などがあります。


観光案内所の先には、大垣駅北口に抜ける自由通路「水都ブリッジ」があります。
下に降りると大垣駅北口となりますが、今回は大垣南口に設定されたコースの開始地点へと向かいます。
南口の出口に戻りました。駅ビルへの連絡口にもなります。
今回は直進して1階へと降りましょう。


エスカレーターで1階に下りると、すぐに南口の出口となります。
上を見上げると駅ビルに「大垣駅」の文字。
南口駅前は複数の路線バス停やタクシープールなどのある広いロータリーです。
正面のビル方向は大垣のメインストリート「駅通り」、右側は養老鉄道の大垣駅をはじめ、商業施設のある集合住宅が立ち並ぶ再開発地区となります。


先程の大垣駅改札と繋がっている大垣駅ビル「ASTY大垣」全景となります。
コースの開始地点は南口を左(東)に向かったすこし先となります。現在地(撮影地点)は「大垣市高屋町」となります
…ここまではまだ「ミニ奥の細道」コースではありません。大垣駅周辺の紹介とお考えください。
周辺のおすすめ店
本記事では極力、お酒(呑み屋)のことは話題にしないつもりです。(まあ無理てすが)
■駅前 さらしな
創業100年となるそば・うどん屋さんの目玉は、A5飛騨牛入りのメニューです。
■つちや 駅前店 (休業中)
夏は大垣銘菓「水まんじゅう」を、冬は「ぜんざい」を店内でいただけます。


■金蝶園 総本家 大垣駅前店
「水まんじゅう」の時期は店頭販売も行います。
店舗内または軒先でいただけます。(持ち帰り可)


導入部 終
1部 開始(錦町)〜新大橋(東外側町)
大垣駅南口前から左に伸びる道を直進をすると、左右には「高屋町」の商店街が広がっています。
道の左側、商店のその先には東海道本線が併走しています。
2分ほど直進をすると、小さな橋「新牛屋橋」が見えてきました。
「新牛屋橋」の上から左側に見える神社は「愛宕神社」、その裏は東海道本線が走っており、左が大垣駅方向となります。
今回、新牛屋橋が架かるこちらの水門川に沿って、整備された「ミニ奥の細道」コース(歩道)を歩きます。
そして愛宕神社付近がコースの開始地点となります。
コース上各所にて松尾芭蕉の句碑を見ることができます。
こちらが最初の句碑となります。


それでは早速「愛宕神社」に背を向けて、水門川に沿って南へ進みましょう。
現在地は「大垣市錦町」となります
スタートからすぐの右手には水が湧き出ており、いかにも「水の都 大垣」っぽい感じがしませんか?
右側に水門川が流れています。
1,2分ほどで次の「牛屋橋」に到着をしました。このあたりになると商店よりも民家が増えてきます。
こちらが「牛屋橋」となります。
「牛屋橋」の上からスタート地点を水門川沿に眺めてみると、樹々の隙間に「新牛屋橋」が見えますね。・・・ちなみに本記事では頻繁に「振り返り(後方確認)」をしています。
「牛屋橋」を右手に水門川沿をさらに南へ進むと、大垣駅方向から東へ延びている「平和通り」を越すこととなります。
まず平和橋を渡って水門川の対岸へ、それから「平和通り」を横断しましょう。
現在地は「大垣市岐阜町」となります
平和橋を渡って水門川の対岸(西)へ行き、目の前にある歩行者信号が青になるのを待ち、横断しましょう。
今度は左側に水門川が流れています。川沿いの歩道を進みます。
この辺りは静かな住宅街です。現在地は「大垣市高屋町」となります
左側のレンガ調の橋は「岐阜町橋」です。
岐阜町橋の上から、水門川を進行方向と今来た道に見てみます。


ついでに橋の上から左右も眺めてみると、右側は大垣駅からのメインストリートの商業地区、左側が住宅地となっています。


コースに戻り水門川沿を先に進むと、今度は石造りの「最上橋」が架かっているのが見えてきました。
本来ここは直進ですが、右折をしたすぐの公園に湧き水があるので、寄り道をしてみます。


水門川沿のほどうコースに戻りました。道路を挟んだ右手にあるのは「稲荷神社」です。
ここで水門川は右手(西)に曲がりながら通りに合流をしています。
右手には稲荷神社の鳥居が見えます。
右折をしてから、次の歩行者信号まで歩道を前進をします。現在地は「大垣市東外側町付近」となります
最初の信号でこの大通りを横断し、先に見えている「貴船橋」に行きましょう。
水門川は「本町」の「貴船神社」近くで南から西へと流れを変えるため、コースも西方向へと曲がります。
横断歩道を渡って「貴船橋」上から左(東)を向くと、大きく曲がった水門川が見られます。
現在地は「大垣市本町」となります
コース外となりますが、貴船橋を渡りきると「本町通り」と呼ばれる商店街へ続いています。またすぐ左には「貴船神社」があります。


貴船橋上から右(西)を見ると、コースと水門川がまっすぐに伸びています。(左の建物は清潔な公衆トイレとなります)
川沿いの歩道を歩く先に見えているのが「小原橋」となります。
小原橋上より進行方向にはもう次の橋「新大橋」が見えてきました。
小原橋を過ぎるとすぐの川沿いに壁画があります。対岸に行くと間近で見られます。
すぐに新大橋(東側)に到着しました。新大橋上から今来た道(東)を振り返っています。
「新大橋」にも「シャワー機能付き」の清潔な公衆トイレがあります。(大垣市設置の公衆トイレは大抵が清潔です)
新大橋上から進行方向は交差点となっており、この横断歩道を渡ります。現在地は「大垣市東外側町」となります
開始地点からこちらまではゆっくり歩いて15分程度ですが、湧水や神社など色々と見所があるので、じっくりと歩いてみてください。
この区間のおすすめ店
今回は散歩記事なので、飲食店ならば出来るだけランチ営業店をご紹介します。
■盛田屋
「稲荷神社」と「貴船橋」の間にあります?
ランチ営業するうどん屋さんですが、昼から一杯なんてのもいけます。
定食にすると2段で出てきます。これは「おかめうどん定食」です。


■一点張 本店
「小原橋」を渡りそのまま「ブラツキ通り」を3分程歩くとあります。
「食べログ」書込ナシ、Google評価4.9の大垣フラッグシップ寿司店と思われます。ランチ営業しているようです。(要確認)


■不二家 駅前店
「新大橋(東側)」から「駅通り」を少し大垣駅方向に歩くとあります。
焼くのが苦手ならば熟練スタッフが焼いてくれます。ランチ営業もしています。


1部 終わり
2部 新大橋(東外側町)〜大垣八幡神社 (西外側町)
やや長い横断歩道を渡り、新大橋(西側)に来ました。現在地は「大垣市東外側町」となります
後ろを振り返ると先程の歩道には、並走していたのが大きな道路とがわかります。
そして今横断したのは大垣駅南口から続くメインストリート「駅通り」になります。
ここから左に行けば大垣駅まで徒歩5分、右へはしばらく商店街が続いています。


※この周辺は「聲の形」で登場しています。
新大橋の下には水門川が流れていますが、橋の下で水門川の流れは西から北西へと変わっています。
西側の欄干から見る水門川。
左を眺めると宿屋さん、右には焼き鳥屋さんが営業をしています。


それでは「新大橋」の横にある歩道から、さらに水門川沿いを進みましょう。
右手に水門川が流れています。※こちらは「聲の形」で登場しています。
左は小幅な道路を挟んで、料亭などの飲食店が軒を連ねています。
途中、川沿いに降りられる場所があります。後ろ向き正面にあるのが先程の新大橋(西)です。※こちらは「聲の形」で登場しています。
歩道に戻るとすぐに水門川は西向きに流れを変え、そのすぐにあるのが「東外側橋」です。
東外側橋上からコース進行方向(西)を見ています。
川沿い左右に街路樹の道があります。水門川の右は遠くまで続く「文化通り」、コースは左側です。
左岸の整備された道を進みます。この周辺には比較的新しいマンションが立ち並んでいます。
東外側橋の次の橋の「高岡橋」です。現在地は「大垣市高砂町」となります
高岡橋上から進行方向の水門川です。
高岡橋から水門川左岸の道に戻ります。
川岸が広くなっているのは、春と秋に「水門川舟下り」が開催され、こちらが舟乗り場となるのです。(正面建物は公衆トイレです)
こちらは次の「龍の口橋」です。
龍の口橋上にいます。コース上での次の公衆トイレまでは少し距離がありますのでご注意ください。
龍の口橋を渡り、今度は水門川の右岸を進みます。
ふと振り返ってみます。
「武者溜橋」の柱上には装飾が施されていますが、モデルは大垣城でしょうか。
武者溜橋を境に高層マンションは減り、戸建住宅地が増えてきます。
「花月橋」と「八幡大橋」が続いており、この一部場所では水門川が見えません。
花月橋上より来た道を振り返ってみます。
新大橋から先の水門川両岸は皆桜の木のため、毎年春になると見事に満開となります。
2橋の下で水門川の流れが左(南)に変わっているようです。現在地は「大垣市丸の内」となります
ところで、ここから右手の文化通り沿いには「大垣八幡神社」があります。
大垣では1番の神社となり、毎年5月に開催される大垣最大のイベント「大垣まつり」は、こちら八幡様の例大祭となります。
・・・折角ですから「大垣八幡神社」に寄っていきましょう。
文化通りに面したこちらが八幡神社の「一の鳥居」となります。
境内にあるこちらが「二の鳥居」となります。現在地は「大垣市西外側町」となります
二の鳥居奥右側には「大福稲荷神社」が鎮座しています。
二の鳥居手前左には「天満宮」が鎮座しています。
八幡神社拝殿となります。
拝殿近影。


更に奥には大きな境内社「出雲神社」が鎮座しています。
二の鳥居手前を右側に行くと「自噴井戸」があります。
大垣市街地には良質な地下水からの湧水地が豊富なことも「水都」と呼ばれる由縁となります。


それでは「大垣八幡神社」を退社して「ミニ奥の細道」へと戻りましょう。
大垣八幡神社の一の門から直進(南)します。
この直線部分は春の桜が本当に見事です。本記事最後に「水門川の桜」記事へのリンクがありますので、あわせてご覧ください。
この区間のおすすめ店
ご紹介すれ全店舗が「駅通り」沿にあります。
■すし半
「新大橋(西側)」から「駅通り」を大垣駅方向に数分歩くとあります。
以下は「プレミアムランチ」セットです。(酒は別)、さらに食後にデザートかコーヒーが付いて1,000円とお得です。


■寿司吉 駅前本店
「新大橋(西側)」から「駅通り」を大垣駅方向に数分歩くとあります。
ランチのおすすめは「昼の特別セット」2,100円で以下のセットにビール又は日本酒が一本つきます。




■橘屋 大垣駅前店
「新大橋(西側)」にある焼鳥屋さんです。夕方からの営業となりますので、散歩帰りにいかがですか?


■東京庵
「新大橋(西側)」から「駅通り」を大垣駅と反対方向に数分歩くとあります。
老舗のうどん・そば屋さんです。ランチ時は割と混雑します。
■餅惣
「新大橋(西側)」から「駅通り」を大垣駅と反対方向に5分程歩くとあります。
「水まんじゅう」は店内、店頭で頂くことができます。こちらの水まんじゅうは、餡の種類が豊富です。
2部 終わり
3部 大垣八幡神社〜美登鯉橋 (馬場町)
それでは八幡大橋から再び水門川沿いを進みましょう。
実は次の目的地「美登鯉(みどり)橋」までは、水門川もコース道も真っ直ぐに続いています。
八幡大橋より先の水門川です。途中「西大垣通り」と交差するまでは、静かな住宅地が続きます。
後ろを振り返ってみました。
水門川の右手歩道を(南)進みます。
次の「丸ノ内橋」を左に見ながら直進しましょう。
丸ノ内橋の対岸も住宅地となっています。右手には小学校が見えてきました。現在地は「大垣市丸ノ内」となります
丸ノ内橋を左手にして直進すると、次に見える白い橋は「興文橋」です。
奥に見える赤白のアンテナは「NTT西日本」のビルから伸びています。
興文橋を渡って直進で「大垣簡易裁判所」、そして突き当たりの「大垣城」が終点となります。


興文橋先にあるのは柳の木でしょうか。見事ですね。つい振り返ってしまいました。
次の「清水橋」までは、これまでに比べて少しだけ橋間の距離があります。
清水橋が良く見えてきました。現在地は「大垣市西外側町」となります
現在地、右手の道路を挟むと「興文小学校」、左の水門川対岸は「市立保育園」となります。


※こちらは「聲の形」で登場しています。
「清水橋」の上には「西大垣通り」が東西に通っており、その周辺は官公庁が立ち並ぶ「丸の内」地区です。
「西大垣通り」を信号で横断しますが、あの大きな工事中のビルは「大垣市役所 新庁舎」となり、2020年に共用開始されたばかりです。現在地は「大垣市丸ノ内」となります
清水橋上から歩いてきた道を振り返っています。
それでは西大垣通りの横断歩道を渡ります。
西大垣通りを渡りました。
横断歩道を渡りきり…振り返ります。
西大垣通りをそれぞれ(東西)眺めています。


※こちらは「聲の形」で登場しています。
右側道路沿いに見えるのが、大垣市役所の新しい立体駐車場です。
水門川に映る大垣市役所。
後には清水橋。
ここは歩行者と自転車専用の小さな「西外側橋」となり、大垣市役所に繋がっています。現在地は「大垣市西外側町」となります
西外側橋中央からの水門川(南側)です。
水門川の向こう側には市役所や税務署、消防署が立ち並ぶ「丸の内」です。そして私たちが歩いていたのは住宅の多い「西外側町」となります。


※こちらは「聲の形」で登場しています。
水門川対岸にあるのは「大垣市役所現・本庁舎」です。
なんでも基礎部分の石垣の一部は、江戸時代のお城からのものらしいです。
それではコース道に戻ります。
少し先の方に「句碑」があるようです。
カーブ途中から先に橋が見えてきます。
そしてカーブ中に振り返ると…大垣市役所です。
カーブを抜けると「竹橋」全体が見えてきます。※こちらは「聲の形」で登場しています。
竹橋上から進行方向を眺めてみると、真っ直ぐ流れる水門川と「俵橋」、そして周辺の豊かな自然が目に入ってきます。
竹橋から俵橋間です。
竹橋からはすぐの距離にある俵橋では大垣駅南口から伸びているメインストリート「駅通り」に繋がる「はな街道」と交差をしています。
横断歩道を渡りつつ、直進します。
俵橋上より進行方向には川幅の広くなった水門川と、周囲では高層な「大垣市総合福祉会館」の建物が視界に入ります。
後方を見ると竹橋です。
コースへと戻ると、先に見えてきたのが「美登鯉橋」となります。
なんだか。
ここだけ他の場所よりも。
小刻みに前進していませんか?
左手には水際に建つ「大垣市総合福祉会館」と「滝のトンネル」がよく見えます。
「美登鯉橋」に到着しました。現在地は「大垣市西外側町」となります
「美登鯉橋」を含むこの一帯は「四季の広場」と呼ばれる素晴らしいスポットです。※「美登鯉橋」と「四季の広場」その周辺は「聲の形」で登場しています。
この区間の水門川沿いは約850mの直線となっており、「清水橋」より先(南)の水門川両岸は、春になるとソメイヨシノが一斉に咲き始めます。
3部 終わり
4部 美登鯉橋〜芭蕉むすびの地 (船町)
いよいよ最終目的地である「芭蕉むすびの地」を目指しますが、実はこれからまだまだ見所が沢山あります。現在地は「大垣市西外側町」となります
この一帯は住民や観光客、アニメ聖地巡礼者に愛されています。
柵越しの四季の広場です。
振り返ると「大垣運河」が流れています。
美登鯉橋を渡り切ってから振り返りました。現在地は「大垣市馬場町」となります
美登鯉橋を渡り左折、この洒落た道も「ミニ奥の細道」なんです。
ちなみに右側は普通舗装の道となります。
左手には水門川と先程歩いた歩道、そして「竹橋」が見えます。
左側に見えてきたのが「滝のトンネル」となり、そして右手の建物は先程見えた「総合福祉会館」です。※「四季の広場」と「福祉会館」周辺は「聲の形」で登場しています。
「滝のトンネル」手前川岸には東屋があります。
まずは「滝のトンネル」に行ってみましょう。
水の流れる音が聞こえてきます。
椅子に座って滝を眺めていると・・・


ちょっとした癒し効果がありそうですよね。
水門川を挟んだ対岸も四季の広場となります。対岸に見える大時計の屋根には風見鶏が乗っています。
正面に見えてきたのが「虹の橋」です。さっそく渡ってみましょう。
そして振り返ります。
虹の橋の下をくぐります。
そして小道を登ります。
「何故か」後ろを振り返ったまま道を進みました。
ここからコースに復帰することができます。
右手には総合福祉会館の正面玄関。
総合福祉会館は5階建て。
この右に先程避けた上道(コース)と、石段坂道からは虹の橋に続いています。
石段を登ると目の前に架かっている「虹の橋」を渡りましょう。
橋上にあるこちらの鍵盤は「ハーピアン」です。実際に奏でられます。
橋上からは対岸の「水上ステージ」と東屋が見えます。
虹の橋とステージが繋がっているのは陸地ではなく 「眼鏡橋」となります。
虹の橋、眼鏡橋を渡りきると水上ステージの上にいます。
水門川を挟んで「総合福祉会館」や「滝のトンネル」が良く見えます。
さらに先に続いていますが、今回はこちらまでで。


虹の橋からコースに戻ります。
上空には飛行機が。このあたりは空が特に広いです。
虹の橋上から先程歩いた美登鯉橋の方角を見ると、、、なかなか良い景色だと思いませんか?
ちなみにそのまま後を振り返ると、水門川が流れ行く先なのです。
それでは虹の橋からコースへと復帰します。
見上げると福祉会館です。
左手には先程虹の橋の下をくぐった小道、右手には総合福祉会館があります。
左手前方に見えるのが「貝殻橋」です。
私たちは橋を渡らずにまっすぐ進むのがコースですが、「貝殻橋」から水門川を見てみますか。
貝殻橋の上からは総合福祉会館がよく見えます。
貝殻橋上より水門川の虹の橋方向となります。現在地は「大垣市船町」となります
そのままに右側を見るとすぐ近くには「京橋」があり、下を流れる「牛屋川」が水門川と合流をしています。
京橋には以前「大垣城西総門」があり、現在は「京口御門跡の石碑」が建てられています。
京橋欄干の鏝絵は、橋の多い大垣でも特に風情があります。
牛屋川の静かな流れがよさげですね。
京橋から見る水門川と福祉会館。
貝殻橋から終着点までは直線です。
そしてコースに戻るといよいよ目的地「むすびの地」も間近です。
赤い太鼓橋が見えてきました。
「住吉橋」が今回のコースでは水門川に架かる最後の橋となります。
最後の振り返りとなります。
今度こそ・・・
水門川に浮かぶのら江戸時代の船を復元したもので、横が当時の船着場「船町港跡」です。
少し高い場所にその歴史のある「住吉灯台」があるのですが、ちょっと見えないですね。
そして貝殻橋方向となります。現在地は「大垣市船町」となります
「船町港跡」と「住吉灯台」に寄り道です。この水門川と往時同様の港及び灯台風景は、国の名勝指定を受けています。


コースに戻りました。
・・・そしてコース終点「結びの地」に到着です。
歓迎の松尾芭蕉像です。
踏破おつかれ様でした。
・・・ところですぐ近くに「大垣市 奥の細道むすびの地記念館」という施設があります。
見学に際して有料なコンテンツもありますが、入場は無料なので是非寄ってみましょう。
この駐車場では週末になると、高確率でイベントが開催されています。
こちらが入り口です。
大垣市オリジナルアニメ作品のキャラクター。


大垣が舞台の作品展も頻繁に開催されます。
「大垣まつり」は外せません。
左の巨大モニターで大垣知識を仕入れたり、このキャラクターは「おがっきぃ」です。


春と秋にはこちらのたらいを船にして、水門川の川下りが楽しめます。
ショップコーナーでは大垣特産品も販売しています。
建物を出れば水門川の「むすびの地」が目の前にあります。
・・・というわけで、今回の「ミニ奥の細道」めぐりは終了となります。
ここから徒歩圏内には「大垣公園」「大垣城」など色々とありますし、「OKBストリート」を練り歩くのも悪くないですよ。
・・・家に帰るまでが遠足です。
追記 水門川の四季
紹介したコースは四季の変化も楽しめます。
夜の新大橋(夏)
桜満開の八幡大橋。
午後の清水橋(夏)
紅葉の美登鯉橋。
貝殻橋からの夜桜ライトアップ。
桜満開の住吉橋。
最後に
そして近頃は「大垣」か「聲の形」ネタのブログ記事投稿ばかりですが、書いている私はとても幸せです。
実は本記事は運営ブログ全記事中、1番のお気に入りです。私は関東在住のため、時たま自分でこの記事を眺め、心は大垣に旅をしているのですw
9/1現在、本コースの序盤にある新大橋〜住吉橋までの別季節での記事を作成中です。…ちなみに大垣市によるコース名「四季の路」が設定されています(近日公開予定)
今回は以上です。
大垣記事をぜひご覧ください
いかがでしたか? 大垣ってステキだと思っていただけましたでしょうか。