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JR東海の313系が素敵だと思う

新規投稿 2019/10/30・最終更新 2020/03/29

今回は東海旅客鉄道(JR東海)にて運行中の、313系近郊型列車紹介記事となります。

 

はじめに

東海旅客鉄道(以下「JR東海」)が1995年より製造・営業運転を開始した、主に名古屋地区の電化区間で主力として運用中の近郊型電車が313系となります。

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313系が快速として運行時には、名古屋〜大垣間が時速120km/hの定速走行となるのですが、高品質な313系列車にこれまた高品質な線路設備によって、滑るかの如くスムーズな乗り心地を提供してくれるのです。

シンプルで飽きのこない外観、清潔感のある車内・・・313系は素晴らしい列車なので、今回は313系列車についてご紹介いたします。

(本記事内では、東海道本線でも特に「大垣車両区」所属の313系をご紹介いたします)


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大垣車両区と大垣駅構内

また本記事中では、簡潔ながら鉄道用語の解説も併せて掲載いたしました。是非、皆様の無駄知識に加えてくださいませ。

次項では大垣車両区所属車両の歴史となります

 

大垣車両区所属の近郊・通勤車両

JR東海開業以降に大垣車両区に所属した近郊型・通勤型車両をご紹介します。

313系投入以前には311系、213系、211系の3種類の車両が製造されました。

213系と211系は現在大垣車両区所属ではありませんが、名古屋圏を中心に活躍中です。


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上写真は左から211系(5000番代)、311系、313系となり、デビュー年はそれぞれ1988年、1989年、1999年です。各車両ともにJR東海のコーポレートカラーであるオレンジ(橙)のラインが入っています。

 

解説

「近郊型」とは?

JR(国鉄)が定めた車両区部の1つとなります

「通勤型」は近距離利用を想定した車内設備(横椅子)と走行性能の車両です

「近郊型」は中距離利用を想定した車内設備(縦/横椅子)と走行性能の車両です

「通勤型」は扉が4箇所以上、「近郊型」は客室内に扉が3箇所設置してあります

その他「急行型」や「特急型」があります

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左から通勤型・近郊型・急行型の客室例 (急行型は客室内に乗降扉はない) 

次項では313系と311系の比較となります

 

311系と313系を比較

313系と1世代前の311系の外見などを比較してみます。いかに313系が進化を遂げたかをご覧ください。

※313系は「大垣車両区配置車」を仕様とする

解説

製造された数は?

313系は15年以上かけて500両超を製造していますが、311系は僅か1年間に60両の製造となっています。

製造期間 1989~1990 (311系) / 1999~2014,2019 (313系)

製造数  60両 (311系) / 541両 (313系)

 

311系は当時開業した金山総合駅開業にあわせて、快速列車増発が開発・製造目的であり、対しての313系は「国鉄時代の"新性能電車"淘汰」のため、次期主力車両として大量に製造されたようです。

JR東海は313系を電化区間に隈なくまた大量に生産・投入することで、JR東海全体としての「メンテナンス性向上」にも繋がっているようです。

解説

新性能電車とは?

JR東海以前の国鉄時代は1957年以降に製造された電車を指します。「カルダン駆動」や「電気ブレーキ」採用によって生まれた分類としての造語です。それ以前の車両は「旧型電車」呼ばれます。

「新性能電車」とは言っても1999年当時のJR東海には、製造から20年以上35年近く経過した車両が大量に在籍しており、当時の「省エネルギー」とはすでに程遠かったのです。

しかも国鉄時代の車両を、早々に自社オリジナル車両に置き換える戦略もあったようです。

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現場からは淘汰されたが博物館で余生を送る新性能電車の皆様

 

■外観 (正面)

311系は先頭(白)部分がFRP製、313系は乗務員室(白)部分が普通鋼製となり、311系は曲面を強調したデザインにより、先頭車の全長が313系よりも100mm長くなっています。

前照灯は311系が窓下に白熱灯が計2個、313系は窓下と貫通扉上に白熱灯(製造時期によりHID+LED)が計4個に増えています。

列車種別及び行先表示器は311系は幕式、313系は幕式(製造時期によりフルカラーLED式)となります。


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■外観 (側面)

車体素材は共にステンレスとなります。

311系は戸袋窓以外の客室窓は一段下降式、313系は戸袋窓が無く、客室窓は固定されており車端部窓のみが折曲開放式となります。


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■列車種別及び行先表示器

311系は幕式、313系は製造時期により幕式またはフルカラーLED式となります。


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■客室内

座席は基本的に転換クロスシートを採用し、311系のシートピッチ910mmに対して313系は新機構採用でシートピッチが875mmに変更されていますが、狭さを感じさせません。


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■客室照明

照明は311系が白熱灯に対して、313系は消費電力が半分のLED蛍光灯が途中より採用され、全313系車両が白熱灯から変更をされています。


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■座席

311系はドア付近のシートが固定ですが、313系は一部車両以外は可動式の転換クロスシートとなります。


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■ドア周り

313系はドア上部にLED式案内表示が設置されています。


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■その他

設計最高速度:313系(130km/h),311系(120km/h)

制御方式:313系(IGBT VVVF),311系(添加励磁)

起動加速度:313系(2.6km/h/s),311系(2.0km/h/s)

他:313系は定速運転対応


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313系、311系同士だけでなく313系と311系の連結走行も可能

 

解説

転換クロスシートとは?

進行方向や人数により座席を回転することなく、背もたれの前後移動が可能です。リクライニング(背もたれ角度調節)には非対応です。

ここでは座席の種類は路線や列車種別などにより様々な種類がありますが、一部を簡潔にご紹介します。

 

「ロングシート」は主に通勤型列車や近郊型列車内の一部(車端やドア横部)に採用されています。


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大手私鉄の最新型車両(左)と新型車両

 

「固定クロスシート」は主に近郊型列車、国鉄時代の急行型列車などに採用例が多くなります。

お見合い型の座席で、背もたれは固定式のためリクライニングには非対応です。


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国鉄急行型車両(左)とJRの近郊型車両、右はロングシートと混在

「転換クロスシート」は主に近頃の近郊型列車や昭和の特急・初代新幹線の普通車両に採用されました。


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国鉄時代の近郊型車両(左)とJRの近郊型車両

 

「リクライニングシート」は近頃のほぼ全ての特急列車・新幹線に採用されています。

背もたれの角度を自由に調整することが可能です。


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新幹線グリーン車

次項では313系同士の比較となります

 

313系は奥が深いのです

本記事は大垣車両区所属の313系に絞らせて頂きますが、313系列車はJR東海の電化区間ならばほぼ全路線で運用されており、製造も1999年より15年間で540両近くにものぼるため、製造次期や投入路線により、車両にも細かな差異があります。

今回は写真付きで一部の差異をご紹介します。

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313系1次車8000番台は外見から特別仕様

解説

まず313系は製造時期により、1次車から5次車までに分類されます。

製造年は1998-2000年(1,2次車)、2006年(3次車)、2010-2012年(4次車)、2014年(5次車)となり、各時期により基本仕様の変更が行われています。

次に同じ時期製造の車両の中で編成や投入路線により「番台」区分されています。

番台が異なると同時期の313系車両の中でも、一部仕様に差異があるのです。

例えば1,2次車の場合、0番台,300番台,1000番台,1500番台,3000番台,8000番台と6種もあり、5次車までの全番台では20種を超えています。

車両の製造時期を調べる時には先頭左窓左下の英数字(例:J10表記)から、Wikipediaでの調査が可能です。(2020年3月末現在)

 

違い①

左右の列車は同じように見えますが、左側の車両は313系1100番台(4次車)、右側の車両が313系300番台(1次車)となります。

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1次車は行先表示が回転幕方式、前照灯が白熱灯となります。3次車は行先表示がフルカラーLED、前照灯は上中央が白色LED、窓下がHIDランプとなっています。

さらには正面窓のワイパーの位置も、3次車以降は変更されています。

 

違い②

細かなデザインの仕様も変わっているようで、左が3次車、右が1次車となります。

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違い③

3次車5000番台・4次車5000番台・5次車1100番台の車両繋ぎ目に装備された、車体間ダンパ(高速走行時の乗り心地改善装備)。

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違い④

車両側面の行先表示、左(1次車)は回転幕方式ですが、右(3次車以降)は行先表示がフルカラーLEDに変更されています。


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違い⑤

車内です。左(1次車)はドア付近の座席が固定されていますが、右(3次車以降)は座席方向の変更が可能です。さらに扉両脇の手すり上下端の処理が、3次車以降では丸みを帯びています。


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違い⑥

左(1次車)、右(3次車以降)となります。1番手前の背もたれやその上の手すりデザインが異なります。


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違い⑦

左(1次車、車内照明LED変更済)、右(3次車以降、車内照明蛍光灯)となります。


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おまけ
こちらは313系3000番台(1次車)です。東海道本線内も運行していますが、大垣駅からの支線向けに、ワンマン運転設備が設置されています。

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座席は固定クロスシート+ロングシートです。

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製造時期によりトイレスペースの拡大などの目に見える部分から、新冷媒の冷房装置への変更や、新幹線で実用化されたセミアクティブサスペンションの採用(5000番台)など、機能面での仕様変更も毎次行われてきました。

更に1次車に多く見受けられる「車内設備の追加・交換」の仕様変更も行われており、もはやバリエーションは無限大!

今回はご紹介出来ませんが大垣車両区以外に所属する313系の中には、地域により車内全てがロングシート仕様の車両も存在します。

…と言うことで、313系の全仕様を理解するのは超至難の技ではないでしょうか。

次項では313系の写真紹介となります

 

313系 写真集

こちらでは313系の写真をご紹介いたします。

私は超面倒臭がり&撮影は下手なので、基本的に駅構内に停車中の列車を撮影しています。 

■名古屋駅(金山駅)

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左には8000番台が。

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■岐阜駅

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3000番台です。

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■大垣駅

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個人的に大垣駅1,2番ホームの313系並びが好きなのです。

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ある雪の日です。

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これは臨時列車です。

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■米原駅

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■313系 乗務員室展望

大垣駅付近を走行中(進入直前)です。

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大垣駅付近を走行中です。

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揖斐川鉄橋付近を走行中です。

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■313系 側面行先表示器

個人的には「快速の種類が多いのう」と思うのですが、実はさらに区間快速なる種別もあるようです。

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次項では313系の動画紹介となります

 

313系 動画集

YouTubeにアップロードした動画となります。

 

大垣駅進入動画

youtu.be

大垣駅での連結動画

youtu.be

西岐阜〜大垣間の車窓動画。

youtu.be

 

次項では311系の写真紹介となります

 

311系 写真集

本記事は313系がメインなのですが、311系の写真も掲載をいたします。

まずは名古屋駅からとなります。

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岐阜駅となります。

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大垣駅です。

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この編成(G1編成)には列車番号表示器が装備されています。

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JR東海在来線の西端米原駅となります。

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乗務員室からの展望です。

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車両側面の行先表示器です。

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車内となります。

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最後に

本記事を書き始めたのは2019/10/30ですから、完成までに5ヶ月を要しました。

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313系は種類が多岐に渡るため、執筆途中で途方に暮れてしまったのですが、どうにか完成となりました。

2022年には313系の次世代通勤車両、315系がデビューするらしいのですが「オールロングシート」であり、どうやら大垣車両区には投入されないようですが、代わりに311系などが全て大垣に集結するとか。

 

今回は以上となります。

 

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