新規投稿 2019/04/20・最終更新 2024/01/12
今回は列車の客室設備(サービス)を写真紹介する記事となります。
運行車両や車内装備は取材当時のものです
車内電源は「USB」または「AC」となります
記事内の列車運用地域は参考路線となります
紹介列車は運用時または展示中の車両です
- はじめに
- 客室設備の歴史
- JR東海/西日本 N700S系
- JR東海/西日本 N700系
- JR東海/西日本 700系
- JR東海 300系
- JR西日本 500系
- JR東日本 200系
- JR東海 100系
- JR東海 0系
- JR東日本 E5系
- JR東日本 E353系
- JR東日本 E653系
- JR東日本 651系
- JR東日本 E351系
- JR東日本 E257系
- JR東日本 E257系500番台
- JR東日本 255系
- JR東日本 251系
- JR西日本 681系
- JR東海 383系
- JR東海 キハ85系
- JR東日本 485系
- JR東海 キハ181系
- JR東海 381系
- JR東日本 183系
- 国鉄 181系
- 国鉄 485系
- 小田急電鉄 10000形HiSE
- 小田急電鉄 3100形NSE
- 小田急電鉄 30000形EXE
- 東武鉄道 100系
- 東武鉄道 200系
- 西武鉄道 10000系
- 西武鉄道 001系
- 近畿日本鉄道 名古屋線22000系
- 近畿日本鉄道 23000系
- 近畿日本鉄道 30000系
- 南海電気鉄道 50000系
- 南海電気鉄道 高野線21001系
- 京阪電気鉄道 8000系
- 西武鉄道 40000系
- 会津鉄道 AT-350,AT-400系
- 伊豆急行 2100系
- 西武鉄道 20000系
- 西武鉄道 6000系
- 西武鉄道 2000系
- 東武鉄道 70090系
- 東武鉄道 10030系
- 東武鉄道 60000系
- 東武鉄道 8000系
- 京阪電気鉄道 13000系
- 京阪電気鉄道 2200系
- 鹿島臨海鉄道 8000形
- 鹿島臨海鉄道 6000形
- 名古屋臨海高速鉄道 1000形
- JR東海 313系
- JR東海 311系
- JR東海 313系3000番台
- JR東海 キハ75系
- 樽見鉄道 ハイモ330-700形
- 養老鉄道 600系
- 東京メトロ 13000系
- 営団地下鉄 3000系
- JR東日本 E721系
- JR東日本 E231系
- JR西日本 221系
- JR西日本 223系
- JR西日本 227系
- 国鉄 455系
- JR東海/西日本 117系
- JR東日本/西日本 115系
- 国鉄 101系
- JR東海/東日本/西日本 キハ40,キハ48
- 紀州鉄道 キハ600形
- 快適な旅は料金次第と考える
- 最後に
- ぜひあわせてご覧ください
はじめに
世の中には国内から果ては海外の列車まで、「車内学」として本格的な調査から発表までをされている方々がいらっしゃいます。
・・・私の場合はいつも気まぐれ、さらには適当に車内を撮影しておりますが、ここにきて結構な量の素材が溜まりましたので、まとめて公開をする事にしました。
お気軽にご覧くださいませ。
2024/1/12現在リニューアル追記開始
・前半項目 客室設備の歴史 新設
・本編 N700S/N700/西武001追記または更新
・末尾項目 快適な旅は料金次第と考える 新設
客室設備の歴史
戦後の昭和40年頃までの国鉄列車は「一等車」「二等車」「三等車」など、永い年月に渡り支払う料金で旅客を区別していたのです。東海道新幹線開業時、日中特急列車を中心に等級制から「グリーン車」「普通車」となります。客車寝台特急(所謂ブルートレイン)については「個室・A寝台・B寝台」と区分が残ったようです。
そして昨今になると旅客自らが「より○○なサービスが欲しい」と求める時代になったことから、北海道新幹線には「グランクラス」「グリーン車」「普通車」と1列車に3段階のサービス基準が復活をしたのです。
時代により旅客サービスの質は絶えず変化をしていますが、列車客室の構造思想は戦前・戦後の国鉄基準を踏襲する傾向にあります。
1.客室の歴史(通勤列車)
以下は大正時代の山手線の車内です。つり革はないようですがロングシートと網棚は既に確立していました。現在と違うのは…「鉄道車両は大工仕事」だったようで、例えば写真の天井部分部分にある採光天窓も大工仕事であった筈です。
こちらは昭和11年の国電通勤車両です。現代と比較すると材質に差はあれど様式に違和感はありません。
そして昭和40年頃、国鉄が「新性能電車」とした101系は、現在の最新通勤列車の基本形となりました。登場時、通勤列車に車内冷房は非搭載が常識でした。
そして2000年登場の通勤車両の客室(西武鉄道)です。当時は車内ドア上の案内LED設置が流行していました。
ほぼ最新仕様の通勤車両では、車内の全ドア上に3枚の液晶モニタがついています。通勤型列車の客室は私鉄各社も国鉄と同様の規格です。勝手な予想ですが戦後の私鉄各社は国鉄からの払い下げ車両にて運行をしていました。この時の国電通勤車両は「片側4ドア・ロングシート」と、現在の都市型通勤車両の仕様になっていたのも大きいかと。違ってたらすみません。
1.客室の歴史(特急列車)
昭和35年頃の国鉄特急の客室です。座席背もたれはリクライニング非対応となります。
東海道新幹線開業当時の客室(普通車)です。この時代、普通車の背もたれは固定式が主流でした。
そして現在の東海道新幹線(普通車)客室となります。戦後の特別車両客室(サービスなど)は、保守的な国鉄と対照的に大手私鉄(小田急・東武・近鉄・南海)各社のシンボル的特急の開発に早期より意欲的であり、現在でも各社の車内サービスは向上を続けています。
JR東海/西日本 N700S系
東海道山陽新幹線「のぞみ」の次期主力車両となります。
JR東海/西日本 N700系
2020年現在東海道山陽新幹線「のぞみ」の主力車両となります。
グリーン車
乗車券、特急券さらにグリーン券が必要となります。私はそれでも「走る動物園な自由席、民度が落ちる一方の指定席」と比較時、遥かに快適さらに静粛性も高く不快にならないコチラを選択します。
床には絨毯が敷き詰められています。座席は2+2の4列と普通車の2+3列よりも1席少ない設定です。実際に乗車をすると、その快適さと静粛性の高さには文句の付けようのない仕上がりです。
背ずり(背中をよりかける部分)素材も厚く、長時間の移動も快適に過ごせます。
座席周りを紹介します。皮加工で幅も広い快適肘置(普通車はプラ素材)、ヘッドレスト右にあるのはライトです。
座席のリクライニング操作はつまみ操作の電動式。倒れる角度も普通車の比ではありません。
肘起内部に格納されている小テーブルは、確か左右肘置内に設置されています。
肘置き内側に座席ライトとシートヒーターのスイッチボタン。
幅のある肘置きなので、間違っても隣座席の人と「肘置き奪い合い」は起きません。先端部(写真左端)には座席ごとのコンセントもあります。
フットレスト (靴利用可能状態)
フットレスト (展開で靴利用不可状態に)
座席正面にあるメインテーブル使用例…
■普通車
機能本位にまとめられた普通車は2+3列シートです。
列車種別により指定席/自由席の車両割合に差はありますが、設備に一切の差はありません。
3列側については、中央座席のみ若干幅広です。各列壁に1コンセントが設置されています。
座席正面にあるメインテーブル使用例…
JR東海/西日本 700系
現役車両はかなり減りましたが、2019年内は定期運行をするのではないでしょうか。
以下はJR西日本所属車両です。差異は多々ありますが「JR700」は判別に役立ちます。
車両横のロゴ。
■グリーン車
電動リクライニングや電源装備、N700の前では(個人的に)霞んで見えてしまいますが、グリーン車独特の重厚な雰囲気はあります。
■グリーン車 (JR西日本所属)
JR東海のグリーン車と比較するとシックな仕上がりです。遮断部扉も高級感があります。
東海のグリーン系シートとは違いブラウン系となっています。
■普通車
乗車経験はあるのですが、あまり記憶がありません。
3列シート側は真ん中席のみ、幅が若干広く設定されています。
JR東海 300系
「のぞみ」として高速度運転を追記した結果、独特の突き上げなど、乗り心地を犠牲にした感があります。
■グリーン車
あっさりとしたグリーン車内に重厚さは感じられません。「ぷらっとこだま」で良くお世話になりました。
■普通車
乗車経験はあるのですが、あまり記憶がありません。(博物館にて撮影)
JR西日本 500系
■グリーン車
速度追記のためか壁が相当に絞られており、窓側の席は若干窮屈かもしれません。
JR東日本 200系
東北新幹線開業時から運行していましたが、現在は引退をしています。
■普通車
乗車経験はあるのですが、あまり記憶がありません。恐らくは車内リニューアル済みです。(博物館にて撮影)
JR東海 100系
2代目東海道新幹線です。0系と比較して圧倒的な車内サービスの向上が行われました。この精悍な顔つきから現在もファンが多いようです。
■食堂車
乗車経験はありません。(博物館にて撮影)
JR東海 0系
「元祖新幹線」である0系の登場時は型番がありませんでした。開業時は最高速度220km/hと世界最速の営業運転でした。
■普通車
リクライニングシートではなく、転換クロスシートです。乗車経験はあるのですが、あまり記憶がありません。(博物館にて撮影)
■食堂車
乗車経験はありません。(博物館にて撮影)
JR東日本 E5系
東北新幹線・北海道新幹線にて運行中です。「はやぶさ」では国内最速の営業運転中でもあります。
■グランクラス
まさに現代に復活した「一等車」であり「走るファーストクラス」とも呼ばれています。
乗車ドアも専用であり、グランクラス利用でない旅客は専用車両への乗車/見学/立入/通り抜けは禁止となっています
座席は独立2列+1列の3列シート設置です。
座席周り。
室内は金属的なクールさとソフトさが絶妙に融合しています。
軽食サービスについて、以前は和洋どちらか選べました。そしてアルコール類とソフトドリンクは終始フリー提供となります。
■グリーン車
グリーン車についてもJR東日本としては破格の上質さかと思われます。
フットレスト付きの座席は、各操作を手元のキー操作が可能です。
■普通車
JR東日本 E353系
最新鋭の中央本線特急車両となります。
■普通車
以前の E351/E257よりも居住性が格段に向上しました。先に投入された常磐線特急 E653と似た感があります。
■旅のスタイル
JR東日本 E653系
常磐線特急の車両となります。
■普通車
個人的にはJR東日本の普通車は完成の域に達したと感じました。質感から座席のフィット感、長時間乗車、各座席電源装備など、不満は全くなしです。
足元も広々です。
■旅のスタイル
JR東日本 651系
元常磐線特急、現在は特急「草津」などに運用されています。
■グリーン車
JR東日本では在来線奇跡の3烈シート車となります。4列改造しないのは最後の良心か?などと考えています。
製造は国鉄時代ですが、良いものは色褪せません。ちなみに車内はリニューアル済みです。
高崎線内にて、向かいは蒸気機関車。
座席周り。フットレストに大型肘置き、厚めのクッションなどまさに「グリーン車」です。
■普通車
JR東日本 E351系
旧中央本線特急車両となります。既に廃車されましたが、個人的には好きでした。
30年近く運行されていましたが、大規模な車内リニューアルは行われなかったと記憶しています。
■グリーン車
前述651系グリーン車の後ではどうしても見劣りしてしまう4列シートです。グリーン車座席にはシートヒーター機能があります。
このシートピッチがかろうじでグリーン車であることを主張しているかのようです。
■普通車
振り子列車のた壁側が絞られており、また、走行中には体を固定しにくい「快適」とは言い辛い乗り心地でした。
座席下は埋まっているため、足があまり伸ばせません。
JR東日本 E257系
旧中央本線特急車両となります。既に定期運行から外れ、将来的には東海道本線に移籍されます。
■普通車
個人的には可も不可もない車内と座席です。座席はリクライニング意外にも、座面が前後可動式です。またE351とは異なり足元が広くなっています。
JR東日本 E257系500番台
千葉方面にて運行中の E257系となります。
■普通車
個人的には可も不可もない車内と座席です。座席はリクライニング意外にも、座面が前後可動式です。
足元が広くなっています。
JR東日本 255系
千葉方面にて運行中の特急列車となります。
■普通車
乗車経験はあるのですが、あまり記憶がありません。
JR東日本 251系
「スーパービュー踊り子」などにて運行中となります。
■普通車
リニューアル後となります。
JR西日本 681系
JR西日本内では「サンダーバード」などに幅広く使用されている車両であり、JR東海の大垣〜名古屋に乗り入れもしています。
■グリーン車
流石JR西日本、特別な空間を作り出すのが上手いと思います。もちろん3列シートです。
■普通車
号車によりシートカラーが異なります。
JR東海 383系
名古屋から長野を結ぶ「しなの」にて運行中です。
■普通車
普通車でも前後幅は広く、シートピッチはグリーン車並の1100mmを確保しています。
JR東海 キハ85系
名古屋発「ひだ」や「南紀」などで運行中です。
■普通車
高山方向先頭車は前面展望も可能です。
乗り心地は悪くありませんが、岐阜からの高山本線はなかなかワイルドな走りのためか、体が左右に激しく揺られることもあります。
「ワイドビュー」の名に恥じぬ大型窓からの眺望。
JR東日本 485系
元は国鉄特急ですが、東武鉄道との相互運転も行い、晩年は「ビバ あいづ」号での運行に当てられた編成となります。
■普通車
東武鉄道との相互運転のため、車内リニューアル後となります。
JR東海 キハ181系
当時は超ハイパワーな気動車でした。
■普通車
乗車経験はありません。(博物館にて撮影)
JR東海 381系
国鉄時代に製造された国内初の振り子式電車となります。
■普通車
乗車感覚はまさに「振り子」です。(博物館にて撮影)
構造状冷房ダクトが車内にありますが、JR西日本の381系では後日に窓際座席を撤去をし、不自然な空間が。(スーパーくろしお)
JR東日本 183系
中央本線特急列車にて運行されていました。
■普通車
アップグレードを実施した大型座席リニューアル後となります。また、乗車経験はありません。(博物館にて撮影)
国鉄 181系
上越本線特急列車として運行されていました。
■普通車
乗車経験はありません。(博物館にて撮影)
国鉄 485系
東北本線特急列車として運行されていました。
■普通車
乗車経験はあるのですが、シートピッチの狭いこと以外はあまり記憶がありません。(博物館にて撮影)
小田急電鉄 10000形HiSE
現在は長野電鉄にて運行中です。
一般車設定のみとなります。
小田急電鉄 3100形NSE
近頃運用から外れましたが、長期間の営業運転でした。
一般車設定のみとなります。
小田急電鉄 30000形EXE
リニューアル前の車内となります。
東武鉄道 100系
「スペーシア」として東京と日光・鬼怒川を結ぶ豪華特急はJR新宿へも乗り入れます。
■普通車
座席カバーリニューアル後となります。バブル期新造車だけあり、現在でも通用する座席ではないでしょうか。
デビュー時には各座席にラジオがありましたが、流石は東武、後日取っ払いました。
東武鉄道 200系
特急「りょうもう」は浅草から群馬・栃木まで運行中です。
普通車のみの設定となります。
この車両には3,4種類の座席が存在し、その内1種類はシートカバーがリニューアルもされています。
こちらは新造車内座席リニューアル前となります。
なんだか疲れた座席に見えてきます。これに料金を支払うの?
新造車内の座席カバーリニューアル後となります。
座席全体リニューアル後となります。フットレストが無くなりました。
西武鉄道 10000系
「NRA(ニューレッドアロー)」として、新宿線内にて運行中です。
普通車のみの設定となります。
座席交換リニューアル後となります。
西武鉄道 001系
愛称は「Laview(ラビュー)」。西武鉄道の新型特急として2019年3月、池袋線にてデビューをしました。2020年現在、池袋線特急は全て001系での運行となります。営業開始前(清瀬駅)
1,8号車側面には愛称
西武池袋駅(入間市・飯能、西武秩父駅も同様)は以前より特急列車専用ホーム設定があります。
西武池袋駅特急専用ホームにはホーム上とホーム待合室に椅子が並び、飲料やアイス自販機が複数台設置されています。
客室部には国内特急車両でもトップクラスのワイド大型の窓が並びます。
ラビューは全列車で特急券が必要となります。
車内エントランスにあるフルカラーLED案内。
全車指定席(モノクラス)の客室には4列シートが並びます。
客室両端上部には液晶の運行案内があります。車内では西武鉄道Free Wi-Fiに接続が可能です。
前後座席の間隔は見た目からワイドです。遮光についてはカーテンに加え、窓上部にブラインドがあるようです。
座席は押しボタン式のリクライニングシート、可動式ヘッドレスト、座席中央の肘置には小型テーブルが格納されています。
座席着席状態で前部に大型テーブル、ドリンクホルダーなども充実しています。
頭上はクリア素材による開放感も演出。
客室窓下部はホームより若干高い程度となります。001系は完全新造車両となり、走行時の静粛性と安定感が素晴らしいですね。(先代は車体更新のみ)
近畿日本鉄道 名古屋線22000系
レギュラーカーのみの設定となります。
車内リニューアル前となります。
近畿日本鉄道 23000系
「伊勢志摩ライナー」として全車リニューアル後も活躍中です。
■デラックスカー
車内リニューアル後となります。
車内リニューアル前となります。
■レギュラーカー
車内リニューアル後となります。
■サロンカー
車内リニューアル前となります。
■運転室
■近畿日本鉄道 21000系
「アーバンライナーNEXT」として名阪ノンストップ特急として運行中です。
■レギュラーカー
車内リニューアル後となります。
■運転室
近畿日本鉄道 30000系
■ダブルデッカー2階
車内リニューアル後となります。
南海電気鉄道 50000系
南海の空港特急「ラピート」にて運行中です?
■スーパーシート
車内リニューアル前のシートとなります。
■運転室
南海電気鉄道 高野線21001系
元祖「ズームカー」。現在は大井川鐵道にて運行されています。
京阪電気鉄道 8000系
■プレミアムシート
着席保証のある座席となります。個人的には料金が同等設定である関東の着席保証がボッタクリに見えてきます。
■普通車
料金不要でもこの座席です。(ダブルデッカー2回席)
車端部座席となります。
西武鉄道 40000系
■Sトレイン運行時
着席保証、電源使用可能、速達運行時には「Sトレイン」として料金が徴収されます。快適ではありますが、東海や近畿の通勤車と比較するのはやめましょう。
■通勤運行時
料金不要時にはロングシート、電源使用不可となります。
■優先席
優先席は運行形態に関係なくロングシートです。
会津鉄道 AT-350,AT-400系
「お座トロ展望車」として2両1組で運行中です。指定席ではありませんが、料金が必要となります。
展望車両側。
お座敷車両側。
伊豆急行 2100系
現在は仕様変更して運行中となります。
料金不要でこの座席と眺望、素晴らしいです。
西武鉄道 20000系
西武鉄道 6000系
西武鉄道 2000系
(外観写真は9000系となります)
東武鉄道 70090系
東武鉄道 10030系
大幅リニューアルした車内です。
東武鉄道 60000系
東武鉄道 8000系
大幅リニューアルした車内です。
京阪電気鉄道 13000系
京阪電気鉄道 2200系
鹿島臨海鉄道 8000形
新型車となります。
鹿島臨海鉄道 6000形
名古屋臨海高速鉄道 1000形
あおなみ線にて運行中です。
JR東海 313系
東海道本線他にて運行中です。
JR東海 311系
東海道本線にて運行中です。
JR東海 313系3000番台
東海道本線他にて運行中です。
313系列ですが転換クロスシートではなく、セミクロスシートです。
JR東海 キハ75系
高山本線などにて運行中です。
樽見鉄道 ハイモ330-700形
養老鉄道 600系
ワンマン向け運賃収受箱設置済みです。
東京メトロ 13000系
日比谷線向けの最新車両となります。
ドア上は液晶3枚。
営団地下鉄 3000系
旧日比谷線、現在は長野電鉄で運行中です。
個人的には懐かしすぎる車内。
JR東日本 E721系
JR東日本 E231系
常磐線普通列車などで運行中です。
■ダブルデッカー グリーン車
料金が必要となります。
JR西日本 221系
京阪神地区にて運行中です。
JR西日本 223系
京阪神地区にて運行中です。
JR西日本 227系
広島地区にて運行中です。
国鉄 455系
東北本線などで運行されていました。
ボックス席の普通車となります。(博物館にて撮影)
JR東海/西日本 117系
転換クロスシートとなります。(博物館にて撮影)
JR東日本/西日本 115系
ザ・国鉄近郊列車です。近年では一気に淘汰が進みました。
車内リニューアル済み車両となります。
国鉄 101系
説明不要の国鉄初の高性能通勤列車です。
ロングシートですが、近頃の車両の様に着席ガイドやスタンションポールなどはありません。(博物館にて撮影)
JR東海/東日本/西日本 キハ40,キハ48
JR東海管内では既に廃車となりました。
国鉄的車内。
紀州鉄道 キハ600形
既に廃車されています。
シートクッションも弾力を失いペコペコでした。
快適な旅は料金次第と考える
鉄道会社は旅客自身の乗車区間分の運賃を支払い済、又は支払う意思があると判断時(※1)、旅客を目的地まだ輸送します。運賃とは安全輸送への対価であり、それ以上の契約ではありません。
皆様が「通勤・通学・隣駅に移動」などでの鉄道利用とは、運賃支払いによる輸送契約=「旅行」と定義(※2)しています。1駅の乗車でも旅行と言うわけです。
しかし旅客にだって「より早く目的地まで行きたい!」「より快適な鉄道の旅が楽しみたい!」と様々な要望がある訳です。
ここで登場するのが鉄道利用時に発生する、付随サービスへの対価「料金」です。
速達性の高い新幹線や特急列車乗車には「特急料金」。近年では通勤利用時の快適性も提供する「グリーン料金」、ベッドで眠りながら目的地移動のできる「寝台料金」など旅客が輸送に付随する各種サービスを求めるとき、設定された料金を鉄道会社へと支払うのです。
近頃では各社在来線に登場した料金制「着席保障」は、主に朝夕の混雑時に快適な旅行を提供する新しいサービスもあるようです。
極論(持論)として…鉄道会社は料金の発生しない通勤列車の旅客に対しては、手厚いサービスなどしなくても良い訳です。高待遇(サービス)に対して金払いの良い旅客こそが「顧客」なのです。
※1 無人駅からの乗車して下車駅での運賃支払が存在するため
※2 1990年頃の東日本旅客鉄道業法より
最後に
本記事につきましては都度追記をする予定です。
そして本記事の高速バス(主にJRバス東海・東日本)バージョンも公開しています。
座席や室内に興味をお持ちであれば、是非!
今回は以上となります。
ぜひあわせてご覧ください
ブログ内には他鉄道記事があります。