今回は大垣市の河川に架かる橋かつ「聲の形」のスポットの紹介記事となります。
はじめに
映画「聲の形」作中では主に、大垣市内各地の河川や橋が聖地でありまた背景に描かれています。
たとえば河川だけでも水門川、揖斐川、杭瀬川と長良川(大垣市外)、また水門川に架かる橋は7以上は確認ができます。
実際に大垣市は「水都」と呼ばれ、豊富な地下水源に恵まれるなど、古くから水との関わりが深いようです。
そして本記事では2020年7月に巡った大垣市内の河川と橋の様子をまとめたものとなります。
2020年11月には実際に現地確認をしましたが、本記事のコースは美濃青柳駅から歩き通すことも可能です。(以下リンクは11月の記事)
本編 (2020/7/15)
朝7時前には大垣駅に到着しました。大垣駅の早朝ダイヤは興味深く、名古屋方面行は5時の始発から数分おきに発車をしますが、名古屋からの1番列車到着は6:15頃着、写真の列車は6:49大垣駅着の2番列車となります。
大垣駅からは養老鉄道で約8分(2駅前)程度の美濃青柳駅で下車をします。後方には広大な敷地を有するイビデン青柳の事業所となります。ところでイビデン本社は隣の西大垣駅前になるのです。
美濃青柳駅からは徒歩で北西に向かいます。もちろんこの住宅街も大垣市街地となります。
15分程で最初の「青柳橋」に到着です。後ほど対岸に見える階段にも上ります。
映画版のスポットではないかと。
河川名称は不明です。この先すぐに杭瀬川に合流をしています。
階段上からの青柳橋。
そして後ろを振り返ると…杭瀬川と「柳橋」が目の前に。この日、付近の送電線では作業が行われていたため、柳橋の撮影は全て対岸からとなります。
奥の階段が先ほどのです。
東海道新幹線が爆走中です。
杭瀬川はまとまった降雨があると、すぐに水量が目に見えて増えるようです。
ここからは徒歩で西大垣に向かってみます。(美濃青柳駅より1駅戻りでもOK)
西大垣駅付近には「西公園」。ここは原作版のスポットとなりますが・・・写真はおよそ無関係の方向を撮影しとります。
西公園より徒歩15分もゆっくり歩くと馬場町です。下を流れるのが「大垣運河」、写真奥に見えるのが美登鯉橋です。
・・・この周辺の説明は不要と思うの。
この7/15-の大垣では初めての短焦点レンズ(ズームしない的なレンズ)を購入の翌日のため、ウハウハ撮影しては失敗の繰り返しでした。
橋の左は「大垣運河」で合流する橋の右は「水門川」となります。
例えば以下はほぼ同じ位置から撮影した(上・いつものレンズ/下・単焦点レンズ)比較となります。単焦点は暗い撮影に強かったり、背景ボケも簡単にできる・・・とのこと。
やっぱり夏よね。
こちらも橋です「虹の橋」。下を流れるのは「水門川」。
橋の上からみる水門川。ここは水門川で一番川幅が広い個所となります。
美登橋を上ると「俵橋(写真なし)」「竹橋」と続きます。この2橋は背景として描かれていました。
竹橋付近より上流部に見える「西外川橋」。と大垣市役所。
読み方注意。私は昨年まで「にしそとがわ」と思ってました。
「西外川橋」を次の「清水橋」から撮影。
大垣市役所から盗撮した西外川橋。
西外川橋からさらに上っていくと「新大橋」となりますが、カラーチェンジしてから若干興味が薄くなりました。
でも夜の新大橋は好きかな。
新大橋より見た水門川上流方向。
ここから徒歩20分程度で到着する「名称不明橋」は新規川に架かる橋です。
原作版(2巻)スポットとなります。
付近の羽衣公園もスポットです。
翌日には揖斐川の揖斐大橋(映画版の冒頭)に行く予定でしたが、雨天によるテンションダウンで朝からサイゼリヤで飲んでくれていたご様子。
夏の大垣はええよ。あちぃんですけど。
こんな感じです。
映画・(特に)原作本編ではさらに多くの橋が登場しています。そしてこんなにも実在の橋が多い作品は私の知っている限りでは「響け」「氷菓」位となるかもしれません。
アニメ聖地が橋であることは少なくないと思いますが、日本の橋に対するこだわりは技術だけでなく意匠にも表れている気がして見ていて飽きさせません。街を流れる河川にかかる小さな橋にもいいデザインは溢れており、ここ大垣市でも市街地を流れる水門川に架かる20以上の橋は全て異なる上、特徴あるデザインとなっています。
大垣市街地の水門川につきましてはぜひ以下の記事をご覧ください。
最後に
本記事の写真は半分以上が本記事が初使用となります。実はカメラ本体を購入したのもこの前日であり、大垣にはテスト撮影(最大限格好よく)のために行ったわけです。
で、なんとなく写真を保管していたらそのままになっていました。
2020年の大垣入り写真は残り2記事分程度のストックがあるので、徐々に公開できればと思っています。よろしくお願いします。
以上となります。