初投稿 2021/3/27・最終更新 2022/2/23
今回はJR岐阜駅周辺の夜景(早朝)をご紹介する記事となります。※記事タイトルにはJR東海道本線のみ表記ですが、JR高山本線の始発駅でもあります
はじめに
「JR岐阜駅が一番好きやお、JR大垣駅よりも好きやお」ということで、人生の聖地である大垣市街地徘徊とあわせて、近頃では岐阜市にあるJR岐阜駅の徘徊・観賞・撮影のが生き甲斐となっています。圧倒的美しさのJR岐阜駅北口駅舎
JR岐阜駅の玄関口は北口ですが、南口もなかなかよいのです(ライトアップは控えめのため本記事では少な目)JR岐阜駅北口も美しいのです
現在のJR岐阜駅は6代目駅舎となります。そして私は5代目駅舎を知りません。
6代目駅舎建設と併せてJR東海道本線・高山本線ホームは高架構造となりました。
「JR岐阜駅北口駅前広場(以下写真)」は全国一規模となる面積26,500㎡を誇る広場となります。(写真タップで拡大)
今回はJR岐阜駅北口駅前広場の夜間ライトアップ風景をご紹介いたします。
JR岐阜駅と周辺では基本的には毎日、夜間ライトアップが行われています。さらに通年の期間イベント時には、岐阜に因んだ趣ある装飾と追加ライトアップとなる様です。夜のJR岐阜駅北口駅舎
本記事での紹介範囲はJR岐阜駅北口駅舎及び、高架歩道通路、イベント広場など敷地全域となります。さらに夜間ライトアップ風景を主に早朝風景なども併せてご紹介します。
また本記事でのJR岐阜駅ライトアップ(及び岐阜市街地の夜景)紹介は、JR岐阜駅周辺に張り巡らされた高架歩道だけでなく、JR岐阜駅隣接の超高層ビル「岐阜シティ・タワー43」展望室からの風景もご紹介いたします。「岐阜シティ・タワー43」からの岐阜駅(中央)。駅ホーム左が北口・右が南口
岐阜市の夜景は函館・長崎にも負けない美しさが知られており、「金華山ドライブウェイ展望台」からの素晴らしい夜景は、地元岐阜市民にも高い人気を得ています。「岐阜シティ・タワー43」展望室は無料開放営業
岐阜シティ・タワー43はJR岐阜駅と高架歩道で結ばれており、岐阜市内の新しい展望スポットして岐阜城(金華山)と並ぶ人気の絶景スポットです。金華山展望台からの岐阜市街地
撮影時期などついて
本記事掲載の夜間・早朝風景は主に2021-22年に、夕刻風景は主に2018年、日中風景は2020-22年の撮影となります。現在JR岐阜駅ではバリアフリー設置工事が行われており、一部細心の風景とは異なる場合があります。
JR岐阜駅 夜間ライトアップ風景
本項目ではJR岐阜駅北口全体の街並風景を紹介いたします。こちらでは日中風景も掲載することで、JR岐阜駅周辺の風景参考になるかもしれません。岐阜シティ・タワー43
JR岐阜駅北口周辺概要
まずJR岐阜駅北口と付近の風景からご紹介します。
中央JR岐阜駅の左が北口で右が南口
■1. 岐阜駅北口市街地
JR岐阜駅北口高所(岐阜シティ・タワー43展望室)よりJR岐阜駅と岐阜市街地を見下ろす。(日中・夜間)
写真右寄りにある白い屋根がJR岐阜駅位置となります。駅左は北口、右は南口となります。
■2. ペデストリアンデッキ「杜の架け橋」
JR岐阜駅北口と周辺施設を結ぶ「ペデストリアンデッキ(高架歩行専用路)」が整備されています。U字状のデッキは岐阜駅よりそれぞれ東端(写真上)と西端(同下)に伸びています。
写真左端を上下に走る「岐阜停車場線」より右(南)方向は、再開発されたJR岐阜駅エリアとなります。バスロータリーやタクシープールの他、本格的イベント広場から自然公園などが含まれています。
■3.ペデストリアンデッキ西端からの岐阜駅
上記3.ペデストリアンデッキ西端位置からのJR岐阜駅 北口駅舎。(早朝・日中・夜間)
デッキ下の地上には、岐阜停車場線が東西に岐阜駅と並走しています。
JR岐阜駅最上部の照明部分が駅ホームとなります(3階)。
■4.ペデストリアンデッキ西方向からJR岐阜駅北口駅舎
JR岐阜駅内部構造は大まかに1階(テナント)・2階(駅改札)・3階(駅ホーム)となっています。
JR岐阜駅上部の照明部分が駅ホームとなります(3階)。
■5.ペデストリアンデッキ東端付近
デッキ下は岐阜停車場線。前方にはペデストリアンデッキ(西端)が見えます。
JR岐阜駅は左隣接しています。
■6.ペデストリアンデッキ東端からJR岐阜駅北口駅舎
上記3.ペデストリアンデッキ東端付近からのJR岐阜駅 北口駅舎です。(早朝・日中・夕刻・夜間)
右方向へ伸びる 道路が岐阜停車場線です。
デッキ半円の内側には「信長ゆめ広場」や駅バス停、タクシー乗り場、自然区間などがあります。
右の超高層建築が「岐阜シティ・タワー43」です。
■7.ペデストリアンデッキ東端
上記6.ペデストリアンデッキ南方向の反対方向には「長良通り」が北進します。(早朝・日中・夜間)
道路右沿いは名古屋鉄道の名鉄岐阜駅となります。
当ブログでは名鉄岐阜駅紹介記事も公開中です。また記事内掲載の一部風景についても、参考として夜間と日中の写真を併せて掲載しております。
JR岐阜駅北口駅前広場について、さらに詳しい情報は以下リンク(岐阜市公式PDF)をご覧ください。
JR岐阜駅と周辺 ~夕刻
夕方のJR岐阜駅北口2階(長良口)付近。
JR岐阜駅南口付近からの日没。
一応、鉄道系記事なので…最初だけ岐阜駅ホームの列車を(4番線始発 東海道本線)
【参考】「岐阜駅ホームの列車(4番線始発 東海道本線)」早朝風景。
日没のJR岐阜駅北口。正面が岐阜シティ・タワー43となります。
まだライトアップ開始前です。手前の緑地はバスターミナル中央に配置された「やすらぎの里」。
「信長ゆめ広場」はステージ・照明・音響・水道完備のイベント広場です。
JR岐阜駅ホームの照明。
ペデストリアンデッキ(東)からの岐阜シティ・タワー43。
中央北口付近から西方向。
中央南口付近から西方向。岐阜市は北口駅前広場の再開発に7年を費やしたとのことですが、実は北口再開発事業は2028年頃まで継続するとのことです。
JR岐阜駅北口駅前再開発について、さらに詳しい情報は以下リンク(外部サイトPDF)をご覧ください。
北口駅舎周辺 (2階)
いよいよライトアップの開始です。
JR岐阜駅及び北口広場は「岐阜の風土と歴史を語りかける駅前広場」がコンセプトであり、夜間ライトアップについては、玄関口岐阜駅と街をつなぐ「光による快適な誘導」を実現しています。
まずJR岐阜駅北口駅舎と周辺となります。ちなみに私はどの角度からの岐阜駅も好きですが、まずはこのアングルをおすすめします。
駅付近は清流長良川をイメージした青色ライトアップ。(東方向)
駅付近の青色ライトアップ(西方向)。記事内写真はやや明るめにしていますが、実際の駅周辺は以下の様にとても穏やかな照明となります。
ペデストリアンデッキから地上広場に伸びる「信長ゆめ階段」もライトアップ。
【参考】「信長ゆめ階段」日中風景。
北口駅舎を東側ペデストリアンデッキから。こちらにはバスターミナルがあります。
北口駅舎を東側真横から。
【参考】「北口駅舎を東側真横から」日中風景。
バスターミナル全景。
北口駅舎の屋根デザインには岐阜の伝統品「岐阜和傘」を取り入れています。
【参考】「北口駅舎の屋根デザイン」日中風景。
このデザインは超お気に入りです。(東位置より)
この朱色は「信長」をイメージしています。(西位置より)
「長良口(2階)」と「中央北口(2階)」の間位置より東方向。
「長良口(2階)」と「中央北口(2階)」の間位置より西方向。デッキ一部と中央階段には木材も使用されています。
「長良口(2階)」付近。このピカピカ手摺もイケています。
「中央北口(2階)」付近。写真左の霧は夏季に稼働する「杜のミスト(水+太陽光)」です。
夜間ライトアップされた「信長ゆめ広場」を2階部分から。
【参考】「信長ゆめ広場」日中風景。
北口駅舎周辺 (1階)
地上大広場からの駅舎屋根。ブルー部分は硝子構造となっています。
「信長ゆめ広場」から見る中央階段「信長ゆめ階段」と北口駅舎。
【参考】「信長ゆめ広場から見る信長ゆめ階段」日中風景。
「信長ゆめ階段」と岐阜和傘の駅屋根。
大階段の愛称は一般公募により決定しました。
階段部には木材も使用されています。
「中央北口(1階)」付近より。
「中央北口(1階)」付近より。左に「信長ゆめ広場」直進するとバスターミナルです。
「信長ゆめ広場」からの「中央北口(1階)」。
「信長ゆめ広場」からの「中央北口(1階)」…こちらは新型コロナ蔓延中のライトアップ自粛時期です。長良川ブルーが消灯されています。
「信長ゆめ広場」。
毎年1月の一週間「ぎふ灯り物語」が開催されます。その連携として岐阜駅周辺も岐阜和傘による特別ライトアップも行われます。
金箔3層張りの織田信長公像は台座8m+信長公3mサイズ。
2023/1現在はマスクを外しています。
【参考】「織田信長公像」日中風景。
ペデストリアンデッキ(東)を1階部分から見上げます。
ペデストリアンデッキ(西)を1階部分から見上げます。
岐阜駅バスターミナルより西方向。
エスカレーターにてデッキと繋がっています。
【参考】「エスカレーター」日中風景。
岐阜駅バスターミナル6番のりば付近からの北口駅舎2階東端。
岐阜駅バスターミナル南西側(1~6番・降車専用)。
楕円状の岐阜駅バスターミナル。15版乗り場まであります。
岐阜駅バスターミナル南東側。
バスターミナル停車中の織田信長ラッピングバス。
【参考】織田信長ラッピングバス。(日中風景)
バスターミナル降車専用付近。こちらはメインのU字ペデストリアンデッキと別のデッキです。
岐阜駅バスターミナル(北側)。U字ペデストリアンデッキ(東側)からのエスカレーター。
岐阜駅バスターミナル(北側)。U字ペデストリアンデッキ(東側)からの階段。
「岐阜駅北口公園広場」。
かつて岐阜市街地を走っていた路面電車が展示されています。
2005年迄岐阜市内で営業運転していたため、岐阜市民ならば思い出の詰まった車両です。
2021年には列車内にて岐阜和傘デコレーション・ライトアップが行われました。
毎年1月の一週間「ぎふ灯り物語」が開催されます。その連携として岐阜駅周辺も岐阜和傘による特別ライトアップも行われます。
北口ペデストリアンデッキ (2階)
岐阜駅北口はペデストリアンデッキ「杜の架け橋」にて、JR岐阜駅と周辺施設が結ばれています。これが最高に好きなんです。
U字ペデストリアンデッキの西端付近です。
【参考】「U字ペデストリアンデッキの西端付近」日中風景。
U字デッキ(東)に設置のエレベーター。
ペデストリアンデッキ(東)からのJR岐阜駅(名古屋方面)。
【参考】「ペデストリアンデッキ(東)からのJR岐阜駅」日中風景。
メインとは別のペデストリアンデッキから岐阜駅と岐阜シティ・タワー43。
【参考】「岐阜駅と岐阜シティ・タワー43」日中風景。
ペデストリアンデッキの屋根。
北口周辺の風景
ペデストリアンデッキ(東)からの岐阜停車場線(西方向)。
【参考】「岐阜停車場線(西方向)」早朝風景。
ペデストリアンデッキ東端付近からのJR岐阜駅と岐阜停車場線。
ペデストリアンデッキ(西)からの岐阜停車場線(東方向)。
【参考】「岐阜停車場線(東方向)」日中風景。
手前の建物は駅前交番となります。
岐阜停車場線の岐阜駅北口反対沿い。2025年にツインタワー着工が決まり、これらの建築物は再開発の解体対象です。
【参考】「岐阜停車場線の岐阜駅北口反対沿い」日中風景。
岐阜シティ・タワー43。
岐阜シティ・タワーからの岐阜駅夜景。
岐阜シティ・タワー展望室からは東・西・北方向が見渡せる構造となっています。今回は岐阜駅記事ですから東方向のみ掲載します。
JR岐阜駅中央南口。
【参考】「JR岐阜駅中央南口」日中風景。
JR岐阜駅と高架歩道の照明
本項ではこれまで紹介した岐阜駅と周辺に使用の照明を解説します。
駅前広場の基本的な明るさは、3000ケルビン高演色メタルハライドランプ250Wを入れた2灯用ポールで確保しています。
駅玄関となる北口駅舎の屋根照明は、150Wのメタルハイドランプにて朱色が映える様に投光しています。
デッキ屋根には3m間隔で電球色35W 小型ハイドロランプ設置にて明るさを確保しています。
デッキの水色は~長良川をイメージした青色LED(4.8W/m)となります。
U字デッキ下部分については構造上の圧迫感をなくすため、木製ルーバーとその内側に電球色の蛍光ランプ32Wが取り付けてあります。
バス乗り場など車両乗り入れロータリーには、小型メタルハライドランプ150Wの投光器にて間接照明としています。
エレベーターシャフトはシースルー・ガラスのため、T5電球色28W細形蛍光灯を組込むことで、シャフト全体が「光の柱」となって見えます。
「信長ゆめ広場」は139W色可変のLED2灯用ポール灯6台が広場を囲んでいます。また各曜日ごとのライトアップ(音楽と噴水連動)が用意されています。またホール下部の人感センサーにより演出が切り替わる意外性があります。
階段の照明が気になります。本項の照明詳細につきましては岐阜駅北口広場照明設計・近田玲子デザイン事務所 近田玲子様解説文「海外でも評価された日本の照明デザイン2010」より引用。
そしてこの北口広場の照明デザインについて・・・「北米照明学会(1906年設立 世界的照明の権威)」より「2010 Award of Merit」を受賞しています。
世界に認められた岐阜駅なんですね。
駅名標・インフォメーションなど
こちらは駅と駅周辺背設置の案内などになります。こちらは長良口(2階)付近の駅名標で、間接照明の様です。
こちらは中央南口(1階)付近の駅名標で、バックライトの様です。
JR東海が展開する駅ビル商業施設アスティ(岐阜)看板。
JR岐阜駅(屋外)の吊り下げ案内板。
岐阜市街地(範囲は不明)に設置の案内板はこの様式で統一されています。
岐阜市全体・市街地・駅前地図と観光案内版。
バスターミナル案内版。
駅構内・駅ホーム
1階中央北口。扉外には「信長ゆめ広場」、扉外右方向にバスターミナルがあります。
2階は岐阜駅構内です。こちらは改札外。
きっぷうりば(有人・新幹線券売機)は4:45~22:45の営業です。
中央改札口です。
大垣方向には階段が。
名古屋方向にはエスカレーター・階段が。
エスカレーター天井部分の照明。
夜の東海道本線上りホーム。
ちなみに東海道本線上り最終列車は「普通 名古屋行」です。
…ちなみにJR岐阜駅のホーム風景記事もブログにて公開中です。ぜひ。
JR岐阜駅 早朝風景
私は関東民の癖に岐阜駅が好きすぎて、朝は4時台から駅周辺を徘徊するのが大好きです。ということで、誰一人歩いていない早朝風景をご紹介します。
「岐阜シティ・タワー43」大好き。
「大岐阜ビル」から北口再開発は始まったと聞きます。
「岐阜イーストライジング24」は最後発の超高層ビルです。
こちらは南口の風景です。
南口「清水緑地」からの岐阜駅高架線。
最後に JR岐阜駅 私の好きな風景
約2年前より昨日までの期間、JR岐阜駅の夜景紹介記事(旧版)を公開していましたが、本日より本記事(新版)へと切替をいたしました。
写真上が旧記事掲載分、下は今回掲載分の岐阜駅夜景となります…少し進歩したつもりです。・・・どしても夜の岐阜駅をピカピカに撮影したくて、初めて街中で三脚を使用しました。
そして本記事では主に「JR岐阜駅北口」の夜景をご紹介しましたが、北口広場としては半分程度しか掲載していません。ホント広いんです。
主に岐阜シティ・タワー43付近と東地区が未紹介です。
なお今後もコンテンツの随時追加を予定しております。
そして岐阜駅ってばホント素晴らしいので、最後は日中の風景をどうぞ。
ウヒョー、かっちょいい。
ここも北口広場の区画です。
マスクをしていない織田信長公。
最後の最後に。
今回ご紹介した「岐阜シティ・タワー43」など岐阜県観光スポットについて、「トラベルコ」様に記事を寄稿しています。岐阜県の観光スポット参考にぜひご覧ください。
今回は以上となります。
運輸関連記事は他にもございます
駅
岐阜県の駅記事はいかがかね〜
車両
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