今回は岐阜市街地で長期滞在可能な宿泊施設の記事となります。
はじめに
まずはお手数ですが以下をご覧ください。
「岐阜県を中心に全国展開するウィークリー翔(公式より)」はウィークリー(週単位)に対応した、中長期滞在向けのホテルとなります。
これまでには2018年の大垣まつり(大垣宿なし)時の初宿泊(1泊)、2020年(1泊)、2021年(13連泊)と利用をしてきました。
ウィークリー翔岐阜南
1泊での利用も可能となっていますが、連泊特に7泊以上することでの割引もあり、13泊して25,000円を切る宿泊費は非常に魅力的かつ経済的なのです。
本記事では「ウィークリー翔 岐阜南」を例に様々な紹介をいたしますが、きっと最後には「そんだけ安いと色々心配やわ」の不安もフッ飛ばせるのではないかと思っています。
それではどうぞ。
ウィークリー翔南岐阜の掟
公式サイトに書いてありますが、価格(宿泊費)が安いのにはいくつか理由があります。
■初日チェック・インは16:30-20:30に
上記時間のみ(日曜休み)フロント業務が行われます。初日はルームキー受渡があるため、時間内に受付を済ませましょう。
夜間フロントが無人になると、施設入口にてルームキーが必要となります。
チェック・アウトは朝10時までに無人フロント指定箇所へルームキーを返却・退出します。
■アメニティは全て有料と考える
アメニティ類や連泊時のシーツ交換まで、基本的には料金が発生します。またこれらの受付もフロント業務時間内のみとなります。可能なものは持参しましょう。
Wi-Fiが遅いことがあったので、LANケーブルの相談をした時には無料にてレンタルでした。
■部屋に余計なモノはなし
後ほどご紹介しますが宿泊する部屋にあるのは「ベッド・収納・テーブル・ゴミ箱」のみとなります。館内設備の洗面所・トイレ・浴室・冷蔵庫・レンジなど多くは共用となるため、ルールを守って使う必要があります。
また、滞在中の部屋清掃やゴミ捨ても利用者自身が行います。
これら徹底したコスト削減により、安価な宿泊費での提供が可能となるようです。
アクセス
「ウィークリー翔 岐阜南」はJR岐阜駅中央南口(加納口)までは、県道187号(岐阜停車場城南線)を徒歩で10分程度の立地となります。
岐阜駅南交差点から先にひたすらに直進をして、8分程度て左手歩道にホテル案内看板が見えて来ます。
治安も良いのですがほぼメイン通り沿い立地のため、夜間でも安心です。
コンビニは駅との中間に「ミニストップ」、ホテルより先に「セブンイレブン」があります。
「1泊2,000円を切る」と聞くと所謂ドヤ街を想像するかもしれませんが、こちらは閑静な住宅街に建っている宿泊施設となります。
施設紹介
こちらでは「ウィークリー翔 岐阜南」の施設をご紹介します。まずはフロアマップからどうぞ。
■玄関
日中は自動ドア、夜間はロックがかかります。
レンタル自転車。
夜間のルームキー差込口。(現在自販機は1F館内に2機設置してあります)
夜間外出時にルームキーを忘れると…締め出されます。
■1F フロント～通路
館内は土足禁止(スリッパ・はだしなど)です。
左がフロント、右がエレベーター、奥には浴室などがある1F。
フロント。
靴入とスリッパ置場。
フロント横にはお知らせなど。
フロント向かいにエレベーター、通路奥に大浴場、お手洗い、シャワー室(女性専用)、コインランドリーなどがあります。
エレベータ内。
■1F 浴場
天然温泉となります。脱衣所にはドライヤーや体重計などが完備されております。浴室の洗い場は4か所ありますが、現在はコロナ防止観点から同時に2人までとなります。
毎日18:30-20:30が女性専用時間となり、他全時間については24時間男性用の様です。
シャンプー、リンス、ボディソープが備えてあります。
朝は早朝から8時くらいまで、夕方や夜は利用者が多い感じでした。
■1F コインランドリー
浴室隣にはコインランドリーがあります。洗い200円/30分(洗剤付き)、乾燥機は100円/30分程度です。
毎日夕方〜夜間には利用者が多い印象です。私は朝9時過ぎに入浴しながら洗濯機を回していました。
■1F ゴミ捨て場
フロント向かいのドアを開けるとごみ捨て場です。基本的に宿泊者がこちらに持ち込みます。
なんとなく、ストロング系が多いイメージw
■2F～5F宿泊スペース
恐らくは各階共通の設備があると思われます。
トイレは洋式(シャワー付)で個室も2人同時に利用可能です。
毎日清掃されるため常に清潔となっていました。
トイレ横ドアからは喫煙所です。ちなみに館内は全禁煙となります。
エレベーター付近には共同利用の電子レンジと冷蔵庫です。
滞在中に私は1度も利用しませんでした。
廊下には洗面台もあります。
廊下左右に部屋が並びます。
部屋(TVなし)内はこんな感じです。ベッド足側に収納ボックスがあります。部屋にはコンセント4口、有線LANがきています。
全室エアコンあり。
窓は開きませんが換気扇があります。
少し割高なTV・冷蔵庫ありの部屋です。(PCは持込)
…部屋が1番質素かも。
滞在しての感想など
普段、大垣の宿泊費は3,500/泊が最安値ですが、その場合は駅から徒歩20分の立地となり、また通信環境無し/入浴は申告制など制約もありました。
こちらは1,950円(7泊以上で1,850円)の破格なのはもちろんのこと、施設内は静か・すべてが清潔・もちろん自由(外出・風呂・洗濯・食事の時間)と何一つ困りませんでした。
また岐阜駅から大垣駅までは往復500円の運賃、所要時間15分とアクセスも良好と実際居心地がいいので日程途中、フロントにて滞在期間を延ばしたほどです。
客層は単身男性、女性、グループ(聖火リレー観覧)、親子(母親と小児)と一般的な宿泊施設と同様です。
夕飯風景。基本的に夕食は誰かと会わない限り、部屋で摂りました。岐阜駅内またはコンビニで買い求めていました。
岐阜駅内での朝食。
岐阜駅南口すぐのバン屋。
安価でおいしく朝から日中、夕刻まで客が途切れません。
岐阜駅見ながら食うのですよ。
駅ビル内でおやつの焼き芋も日課。
なかなか楽しかったのです。
最後に
ウィークリー翔滞在中に唯一の不満は「毎晩大垣から岐阜にかえらなければならない」ことでしたが、今回岐阜市に長期滞在することで「岐阜市の魅力」にも気づいてしまいました。
駅反対は再開発されたビジネス・商業・観光地区
しかし美しい空が広がっている
ちなみに「ウィークリー翔」は楽天トラベルなどからの事前予約、直接電話での対応もしてくれるようです。
また岐阜南は施設内に天然温泉があるため、入湯税が150円追加の1,950円/泊となります。ご注意ください。
今回は以上となります。
こちらもどうぞ
