今回は大垣市(岐阜市)のまっすぐな風景を集めた記事となります。
はじめに
私は心がひねくれ気味なのか「まっすぐ」な風景撮影を好む傾向にあります。
ここでの「まっすぐ」とは遠近法…格好良く言うとパースにおける、消失点1(絵の中心1箇所より放射状に遠近感をつける)に近い構図であり、何となく好きなんです。大垣駅南口
岐阜駅南口
…実際には消失点2以上(奥行き+高さ)位なんでしょうけど。
また、城下町として栄え続ける大垣や岐阜市、その市街地は現在も碁盤の目状に配置されており、張り巡らされた道は四方に伸びている…これは直線好きには堪りません。江戸時代の大垣(大垣城展示)
中心を流れる河川まで真っ直ぐな大垣(岐阜)市街地の風景をどうぞ。
大垣市
大垣駅から見た米原方向に聳えるのは伊吹山となります。山頂部分が滋賀県領なのが私は悔しい。
駅構内の跨線橋より伊吹山方向。ここからの風景は一年を通しておすすめです。
こう見ると駅ホームもまっすぐ。
駅エスカレーターだって…
大垣駅南口メインストリート「駅通り」からの大垣駅ビル。まっすぐまっすぐ。
大垣駅南口付近から南に伸びる「駅通り」と商店街風景。
「駅通り」から見る大垣駅ビル。ほぼまっすぐ。
大垣駅南口の線路沿い商店街。
大垣駅北口のメインストリート「大垣大野線」は約800mの直線道路。
大垣駅の東位置を南北に走る国道258号線は、北上(写真方向)すると国道21号線、南下すると名神高速道路に到達します。
先程の「大垣大野線」は大垣駅東側にアンダーパスがあります。
大垣駅南口の郭街商店街。厳密には少し曲がっています。
先程の国道258号線のJR陸橋横となります。大垣駅は写真左方向。
大垣駅より少し離れた林町の住宅地。こちらが城下町かは不明ですが、いい直線具合です。
大垣市街地を流れる水門川(戦国時代につくられたお堀)も真っ直ぐ…ついでに流れ方角が変わる場所ではほぼ、直角な構造となります。
これも水門川(大垣城の南位置)風景であり、写真の場所は松尾芭蕉も立ち寄った港(川湊)…現在は国指定の名勝「大垣船町川湊」となります。
市街地を走る養老鉄道までまっすぐ!
岐阜市
岐阜県トップの都市となる岐阜市の中心にある岐阜駅北口前の「岐阜停車場線」、過去には路面電車の電停もあった様です。
JR岐阜駅ホームは…ほぼまっすぐです。
メインストリートの1つ「長良橋通り」名鉄岐阜駅付近です。岐阜駅北側は城下町であり、また路面電車網が張り巡らされていた関係からか…直線道路が多いのにも自己納得していました。
名鉄岐阜駅前を東西に走る「長住町通り」奥のロフトは駅付随施設の様です。
長良橋通りの東を並走する商店街通り。
「柳ヶ瀬ブルース」の柳ヶ瀬(歓楽街)付近を走る「徹明通り」。
岐阜駅北側の殿町…恐らく住宅地です。とても真っ直ぐな。
岐阜駅南口から南方向にほぼ直線に伸びる「岐阜停車場城南線」。
岐阜駅南側の加納地区も城下町の歴史があり、モロ碁盤上の街づくりとなっています。
実は岐阜市街地で一番好きな直線道路は、加納上本町付近の住宅街にあります。
最後に
岐阜市街地を徘徊時に思いついたので、今回は岐阜市の写真が多めかもしれません。忠節橋通り(岐阜市)
岐阜市街地でまっすぐと無縁なのは、名鉄線の線路と大縄場大橋のループ橋位かも…と考えています。
※本記事内での大垣及び岐阜市街地の区画表記につきまして、城下町である事実以外につきましては、執筆者の予想であることご留意ください
今回は以上となります。