最終更新 2019/11/16
大垣市について
こちらでは岐阜県大垣市の簡潔な紹介をいたします。
■大垣市の位置
日本列島のほぼ中央に位置している大垣市は、岐阜県岐阜市に次ぐ人口16万人規模の西濃地域で最大都市となります。岐阜市まで15km、名古屋まで44km、大阪まで146km、東京まで410kmの距離となり、名古屋を核とする東海地区の大都市生活圏内に含まれています。
■大垣市の地形
岐阜県から愛知県にまたがり伊勢湾に面する濃尾平野に位置し、市東部を揖斐川が南流しています。市街地には大垣城に沿うように水門川が流れています。
揖斐川(左)と養老郡からの濃尾平野
■大垣市のデータ
・面積:206.57平方キロ (平均より広い)
・人口:161,380人
市街地からみる御嶽山 (提供)
■大垣市の歴史と特徴
岐阜県2位の規模である大垣市は、揖斐川をはじめとする多数の一級河川が市内を流れている一方、地下水にも恵まれていることから「水都大垣」とも呼ばれています。
自噴水群からの湧き水スポットが市内各所に多数
戦国時代には「関ヶ原の戦い」では大垣城が本拠地となった歴史もあり、江戸時代には宿場町・船町として栄え、俳人松尾芭蕉が旅を終えた地(むすびの地)としても有名です。
宿場町の名残も一部残っている
第二次世界大戦時には「工場が多い」との理由から、度重なる米軍からの空襲により街は壊滅状態となり、当時国宝であった大垣城も全焼しました。
大垣城は再建城となる
少し前の大垣は繊維業が盛んでしたが、より安価な海外へ流出したことで衰退、現在では自動車部品や電子部品、セラミック加工産業から運輸業、情報通信業と、県内有数の産業都市となりました。
■大垣市中心街の概要
JR大垣駅の線路を境に北口と南口があり、北口には以前紡績工場が立ち並んでいました。現在は撤退後の再開発により、ショッピングモール(アクアウォーク)や総合病院、新興住宅が建設されています。
駅北口
南口は旧市街地となり、昔ながらの商店街や官公庁が集中していますが、駅前百貨店の閉店など駅前商業圏は衰退しており、近年では特に駅前の再開発が盛んとなり、相次いで高層マンションが建設中です。
駅南口
商業地区は大垣駅東に「イオンタウン」、郊外南には「イオンモール大垣」などのショッピングモールが近年立て続けに開業をしています。
■大垣市の公共交通
市街地中心にある大垣駅は古くから交通の要衝であり、現在でも名古屋・京都・大阪・金沢・高山までを結ぶ特別急行列車が設定・停車します。
JR大垣駅ビル
・JR東海 東海道本線 (名古屋・米原・美濃赤坂方面)
JR東海道本線は特急・全ての快速列車が停車
名古屋・米原方面には始発列車設定があり、美濃赤坂行きは全て大垣市始発となる
・養老鉄道 養老線 (桑名・揖斐方面)
桑名・揖斐方面の全列車が大垣始発となる
・樽見鉄道 樽見線 (樽見方面)
全列車が大垣始発となる
・名阪近鉄バス
大垣駅南口にバスターミナル及び有人案内所が設置されている
・他
一部地域に岐阜バス、大垣市コミュニティバスが運行中
■大垣へのアクセス
大垣市は歴史的にも東西交通の要衝であり、現代でも大垣駅は主要都市圏とのアクセスが非常に便利です。道路網でも名神高速道路の大垣インターチェンジがあるため、名古屋や京阪神へのアクセスも容易です。
・東京〜大垣 (所要 2時間10分)【鉄道】
東海道新幹線で名古屋駅まで。東海道本線に乗換
・大阪〜大垣 (所要1時間30分)【鉄道】
東海道新幹線で岐阜羽島駅まで。路線バスに乗換
・名古屋〜大垣 (所要 35分)【鉄道】
東海道本線に乗車
・東京〜大垣 (所要5時間)【自動車】
首都高速道路・東名・新東名・名神高速利用
■大垣市の主な産業と所在企業
産業都市でありながら近郊農業も盛んです。大垣市には知名度の高い企業、特定分野で首位を独走する企業の本社が多数所在しています。ほんの一部をご紹介します。
大垣共立銀行 本部
・西濃運輸 (本社)
路線トラックでは業界最大手の運送会社
・イビデン (本社)
高技術プリント基板、DPFは高シェアを持つ電子製造
・太平洋工業株式会社 (本社)
タイヤバルブ国内95%シェアを持つ自動車部品他製造
・セリア (本社)
全国1,376店舗展開中で100円ショップ業界では2位
・大垣共立銀行 (本部)
地方銀行であり岐阜県の指定金融機関
■大垣市のイベント
1年を通して頻繁にイベントが開催されています。5月の「大垣まつり」は360年の歴史があり、「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。
水都まつり
作成中となります
以降追記します。