新規投稿 2020/03/04・最終更新 2023/10/04
今回は岐阜県海津市にある「千代保稲荷神社」の記事となります。
はじめに
千代保稲荷神社は「おちょぼさん」の名で親しまれています。
一説には「日本三大稲荷」のひとつに数えられるとの事ですが、実はそんな説はどこにも無く、日本三大稲荷自体が眉唾モノと私は最終判断をしましたが、むしろ「そんなコトどうでもいい!」と思えてしまう程にナイスなスポットだと確信をしました。
また今回は未掲載ですが、毎月末日は夜通しで参道が盛り上がる「月並祭」でも有名です。
神社説明
御祭神である大祖大神、稲荷大神、祖神から「商売繁盛」「縁結び」「合格祈願」などにご利益があると言われ、特に「商売繁盛の神社」として昔より商人に大人気だったとのこと。
現在では観光から自営業者まで、幅広い参拝者で日々境内は賑やかとなっています。
アクセス
岐阜羽島駅(新羽島駅)より海津市コミュニティバス、石津駅より海津市コミュニティバス(300円)、または車となります。
駅からの徒歩はやや難しいかもしれません。
岐阜羽島駅は当時国鉄の戦略駅であり、政治的でもなければ請願駅でもありません。
名古屋から最短で行く方法、、、
ある時の私は、養老鉄道の石津駅から海津市コミュニティバスで付近バス停下車、帰りも同じバス停から岐阜羽島駅に出て、なぜか一時間半待った後、名阪近鉄バスで大垣駅に出ました。(事前調査はしておきましょうね)
JR岐阜羽島駅と海津市コミュニティバス
ちなみに神社付近には駐車場もあるらしく、車でも行けます。
しかし500%参道でお酒を嗜む私には一生無理でしょうね。(悔しくないわよ)
レッツ参拝
南側と東側にはどえらい大きさの鳥居が立っています。(写真は南側大鳥居)
そして賑やかな参道(後述)を進むと、稲荷神社南側の鳥居に到着します。
境内南側の売店で油揚げとロウソクをセット購入(50円)。・・・持参する人はいるのでしょうか?
先に油揚げを購入か、手を洗うか悩んでしまいました。
手水舎での手洗い、口濯ぎは最低限のマナーです。
左の燈明場に購入したロウソクを立てます。
が、各方面から扉が開けられる度、ロウソクの火が消えてしまいます。
私の見たご夫婦は「ワシがここ開けとるんやから、そっち開けたらあかんで!」なやりとりをしていました。
…ライター持参もいいかと思います。
拝殿です。参拝方法につきましては、皆様失礼のない範囲でご自由な様式にてどうぞ。
油揚げが奉納されています。
拝殿向かいには霊殿です。自分の名刺を挟む参拝者が多いですね。
拝殿横にあります。人気があるようです。
本殿です。社務所で神前御祈祷を申し込めば、内部にて祈祷が受けられます。
本殿と隣接する聖霊殿です。
社務所です。
関東からお百度、、、流石に無理です。
南側鳥居以外で境内への入口をご紹介。
まずは「東門」、本殿の横にあります。
こちらは西側鳥居です。個人的にはここ風景が気に入りました。
実は燈明場、拝殿、聖霊殿前で参拝者を観察していたのですが、実に皆さん参拝に手慣れてるんですよ。燈明場、拝殿、霊殿、古殿、聖霊殿に次々と参拝をして、、、後はわかりませんが。。。
1つ気になったのは、奉納する小銭を「投げている」様子が良く見受けられました。聖霊殿では高く投げて屋根に届きそうな場面にも遭遇…風習かなあ。
そして気になる参道
まず最初にご注意ですが、以下の写真につきましては月並祭直後の平日午後など「わざと空いていそう」な時間を狙って訪れました(人混み苦手です)。
月並祭当日の参道は超混雑との事です(大垣市民の知り合い情報)が、盛り上がりを見るならば毎月月末の夜なんでしょうね。
参道には川魚料理や串揚げのお店などが軒を連ねています。
いちいち貼り付いて見物しました。まぁ、品がないですわ。
べたーり
クンクン、お店により香ばしいタレの香りが。
参拝常連ともなると、毎回入るお店も決め打ちしているらしく、それぞれにおすすめ店がある様です。
神前ですから(嘘)…スーツで昼からビール
そしてほろ酔いの私は、次の目的地「大垣」を目指すのです。
いよいよ月並祭へ
2023/9/30の月並祭へ行ってまいりました。
最後に
失礼さえなければ、神社参拝の理由や様式は自由であり、おちょぼさんでの私は「本殿を拝見し、参道で呑む」に限ります。
そして境内の参拝者による活気!
いつの世も商人とは逞しく見える理由も解る気がしてくるのでした。
今回は以上となります。
ブログ内記事リンク紹介
神社好きのお方は是非にどうぞ。
■岐阜県観光情報記事
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