今回は名古屋の名店「かきつばた」の紹介記事となります。
はじめに
JR名古屋駅では東海道新幹線を含めたほぼ全てのホーム上に立食いのきしめん屋が営業をしているのは有名な話だ。
さらには1ホーム上に1店舗、ではなく例えば5,6番ホームは東京寄り大阪寄りのそれぞれに店舗があるのには驚きだ。
麺、天麩羅などの好みからそれぞれ推しホーム(店)があり、人により「住よし」「新幹線ホーム」など意見が分かれているらしい。
名古屋駅ホーム最大勢力の「住よし」
5,6番ホームに「憩」は1店のみ
新幹線上りホーム「グル麺」
そして今回の記事では、関東民である執筆者がJR名古屋駅ホーム上にある超絶おすすめの「(元)きしめん屋」をご紹介する。
参考までに執筆者のJR名古屋駅利用頻度(旅行)は、4年間で約60回、おすすめの店には3年以上不定期に通っているベテラン気取り。
1,2番ホームの大垣寄り
おすすめ店はJR名古屋駅在来線の1,2番ホーム(東海道本線 上り)にある。
現在の1番線はリニア工事に伴い利用停止中。
ホームで立呑み「かきつばた」
おすすめ店「かきつばた」。
店内はカウンターでの立ち食いスタイル。※
一見すると何ら変哲のない立ち食い系。※
しかしカウンターを見ると・・・わかります?※
キッチンには冷やされた日本酒にビールサーバ、熱燗器まで揃っている。※
「住よし」でもビールやチューハイなどのアルコール類の提供は行っているが、「かきつばた」は看板で"立呑み"を謳っている。
そしてカウンターのメニューは酒だらけ。※
生ビールにおでん、冷奴、どて煮に枝豆・・・これがまた美味いんです。※
しかし後ろを見れば…ここは駅のホーム。午前中は岐阜方面からの通勤混雑も見ることができた。
撮影時間は朝の8:10分。だがしかし店内は左党で盛況なのだ。
この会社の経営理念には"一日をスタートさせるモーニングの提供(概要)"などと一緒に"ちょっと一杯"も明記されている。素晴らしい。
カウンター上部メニューを見れば…此処は呑み屋と再認識。
毎回の私は入店後にまず生ビールとおつまみセットの食券を申し訳なさげに「時間前だけどいいですか?」(セットは14時以降提供とは明記がある)とお出しする。
もちろん快諾。すぐに生ビールが供される。
なんがかんだと2杯を飲み干し…
最後にジャパンを一合いただいてから、いい気分で退店させていただく。ビール2杯・日本酒1合、つまみ2,3で1,500円以下なんです。
個人的には聖地である岐阜県に向かう際に立ち寄ると…ほろ酔いによって幸せに拍車がかかるのだ。
そして東京に帰る際には別れを惜しみながらのほろ酔い。
生ビールは良心価格の300円。つまみは全て200-300円程と安価でしかも美味い。
名古屋駅ホーム上に多数あるきしめん屋、実は「かきつばた」を除く全ての店舗は構内営業を許可された「ジャパン・トラベル・サーヴィス」というJR東海とは無縁の会社が運営をしている。
そして「かきつばた」の運営についても調べると、平日の朝7:00(現在は11:00)から酒を求める「ハイレベル酒呑み」達が集うこの店、なんとJR東海のグループ企業「ジェイアール東海フードサービス株式会社」による運営なのだ。
JR東海や東海道新幹線好きなアナタ、背後に列車往来を感じながら呑みませんか?
1.2020年9月末現在、店内は感染防止仕様でした
2.※マークの写真は2019年3月以前撮影(前店舗)です
先代「かきつばた」突然の閉店
2019年3月末までの「かきつばた」の看板には「きしめん」と書いてある通り、きしめんが提供されていた。
・・・しかし私が店の存在に気付いた2017年当時には既に立呑み屋だった。
2019年4月2日に酒を求めてたどり着くと…
いきなりの閉店。
当時の私は結構落ち込んだものだ。代わりを捜してみたものの、駅ホームでさっそうと飲めの店に敵うわけがなんのだと思う。
その年の秋から冬にかけけて、予告通り営業形態を変えての再オープンとなったので一安心。
・生ビールがアサヒから麒麟に
・「きしめん」から「そば」の店に
・「立呑み」をより前面に
・開店時間が午前7時から11時に
・大好きな湯豆腐が無くなったかも
・食券機導入 (酒呑みは店内現金払い)
気づいた変更点はこの程度。
年末年始も「かきつばた」
2018年を聖地 大垣で迎えるべく…まず2017年大晦日に。
翌2018年1月1日の名古屋駅。
昼過ぎの名駅地下街は空いていた。…しかし
我らが「かきつばた」は絶賛営業中。しかも「謹賀新年」バージョン。
元日昼から駅のホームで立呑み。
店内カウンターには賀正的日本酒…なかなかやりおる。
2018年は縁起が…よくもなかった。
追記:名古屋駅周辺について
冒頭部分にて「名古屋には60回」と書いては見たものの、駅周辺地理は全く知らないばかりか、名古屋駅敷地でも迷う程度なんです。
新幹線(または高速バス)から東海道本線への接続ルート、そして「かきつばた」しか辿り着けない情けなさ。
今年、迷ってたどり着いたバスターミナル。
最後に
SNS上では「かきつばた大好き」アピールをしていた筈ですが、ブログでの言及は本記事が初かもしれません。
「名古屋駅についたらホームで生ビール」
おすすめです。
特に平日真っ昼間、皆が仕事中に飲むのが最高にスカッとします。
本記事は当ブログ久々の単発記事となります。
個人的に「しようもないネタ」の単発記事が向いている気がしてきました。
普段からビッグな記事作成は目指していませんが、関東民運営の岐阜県特化ブログの場合、高頻度での新規記事作成が難しい現状から、既存記事に追記更新を行なっているのが現状です。
あ、愚痴ではありません。
今回は以上となります。
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