新規投稿 2019/05/26・最終更新 2022/3/15
今回は東京~名古屋間運行の高速バス「新東名S(スーパー)ライナー」の詳細と、国内高速バス車両のインテリア紹介などの記事となります。足柄サービスエリアにて富士山と「新東名スーパーライナー」
・運行バス車両と車内設備等は乗車時によって異なります
・運行車両や車内設備は乗車(取材)当時の情報となります
・車内電源とは「USB」または「AC」どちらかとなります
- はじめに
- 「新東名S(スーパー)ライナー」とは
- 「東名ハイウェイバス」の運行便紹介
- 新東名Sライナー vsスーパーライナー
- 「新東名スーパーライナー」発着場所
- 「新東名スーパーライナー」行程
- 「新東名Sライナー」の乗車方法 (調整中)
- 新東名Sライナー車両紹介
- JR東海バス 新東名Sライナー①
- JR東海バス 新東名Sライナー②
- JR東海バス 新東名Sライナー➂
- JR東海バス 新東名Sライナー④
- JR東海バス 新東名Sライナー⑤
- JR東海バス 新東名Sライナー⑥
- JR東海バス 新東名Sライナー➆廃車
- JR東海バス ドリームなごや(2020/10/21乗車)
- JRバス関東 新東名Sライナー(2020/9/28乗車)
- JRバス関東 新東名Sライナー②
- JRバス関東 新東名Sライナー③
- JRバス関東 新東名Sライナー④
- JRバス関東 新東名Sライナー⑤
- JRバステック 東名スーパーライナー
- 京王バス 「新宿~名古屋線」
- ウィラーエクスプレス 「リボーン」
- ウィラーエクスプレス (リラックス)
- 杉崎高速バス (東京~名古屋)
- JRバス関東 上州ゆめぐり号
- JRバス関東 那須・塩原号
- JRバス関東 東海道昼特急号
- 京王電鉄バス 新宿-長野線 (プライム車)
- アルピコ交通 長野-新宿線 (プライム車)
- 岐阜バス 高速岐阜八幡線
- アルピコ交通 松本-高山線
- 濃飛バス 高山-松本線
- 東野交通 那須・塩原号
- 私論 高速バスの「快適さ」「安さ」どこまで追求?
- 最後に
- 是非あわせてご覧ください
はじめに
近年では国内都市間の移動手段は「航空」「鉄道」だけでなく「高速バス」も重要な役割を果たしています。


航空・鉄道と比較すると低運賃・価格となる高速バス路線は、都市間のみならず市町村拠点による利便性も高く、国内バス運行路線によっては従来の鉄道路線と旅客の奪い合いの結果、バス路線が勝利(特急列車は減便)する地域がある一方、現在でも東京(新宿)〜松本(長野県)など現在でも「特急列車vs高速バス」の争いが続いている路線も存在しているようです。
JRバス関東所属車両の「新東名スーパーライナー」
私自身は2016年秋以降、関東地区(東京・新宿)より岐阜県大垣市へのアクセスが爆発的増加により、高額な交通費…主に東京・名古屋間の新幹線移動を高速バス移動に変更することで、高速バス利用による最大のメリット「移動価格を抑える」を享受しております。
本記事では私が特に利用頻度の高い高速バス「新東名Sライナー」を中心に、同区間の夜行便、同区間の他社便、そして「新東名Sライナー」など高速バスの車両(外装・内装)のご紹介をいたします。
※運行・運賃料金の正確な情報は各社公式HPをご覧ください
「新東名S(スーパー)ライナー」とは
JR東海バス所属車両の「新東名スーパーライナー」
JR東海バス・JRバス関東などが東京・名古屋間を共同毎日運行している高速バス路線「東名ハイウェイバス(正式には東名高速線)」に複数ある便の1つが「新東名スーパーライナー」となります。鉄道に例えると東海道新幹線の「のぞみ」、東北新幹線の「はやぶさ」に相当する速達便こそが新東名スーパーライナー。東名ハイウェイバスの他並走便と比較時、以下3項目が速達特徴に挙げられます。
「途中にバス停なし」
「新東名高速を走行」
「一般道走行距離が短い」
次項「東名ハイウェイバス」の路線・便の紹介となります
「東名ハイウェイバス」の運行便紹介
東京駅-静岡市-浜松市-名古屋駅を主に、首都高速・東名高速・新東名高速・名古屋高速を昼間に運行するJR高速バス。総称は「東名ハイウェイバス」であり「新東名スーパーライナー」便名に相当します。JR東海バス所属車両の「新東名スーパーライナー」
東名ハイウェイバスにはおおよそ以下の便が設定されています。※
※本記事では「中央ライナーなごや」は省略します
■急行
東京 - 静岡の全停留所に停車する便
(東名)
■特急
東京 - 浜松間の8割程度の停留所に停車する便
(東名ライナー)
■超特急
・東京-静岡/浜松間の6割程度の停留所に停車する便
(東名ライナー)
・東京-名古屋間の6割程度の停留所に停車する便
(スーパーライナー) ※次項比較対象
■直行
・東京-名古屋間 停留所なし
(新東名スーパーライナー) ※本記事のメイン
・新宿-名古屋間停留所なし
(新東名スーパーライナー 新宿)
・東京-名古屋間停留所なし
(東名スーパーライナー)
そして東名ハイウェイバスでは東京発〜名古屋方面に、1日約35便が運行をしています。そしてその大部分は「新東名Sライナー(12便)」と「スーパーライナー(9便)」が占めています。
便により異なる発着地点と停留所が設定されていますが、東京と名古屋間をストレートで移動する際には「新東名スーパーライナー」をおすすめいたします。
次項「新東名Sライナー」優位点の紹介となります
新東名Sライナー vsスーパーライナー
東名ハイウェイバスにおける主力「新東名スーパーライナー」と「スーパーライナー」の運行区間は大部分の便が東京駅〜名古屋駅間です。しかしそれぞれは行程の異なる運行をしており、利用客にも特徴があるようです。
前項にて挙げた「新東名スーパーライナー」の速達特徴をもとに、この2便の差異を紹介します。
■新東名Sライナーは「途中バス停なし」
「スーパーライナー」は東名高速の本線上や、インターチェンジ入口付近に設置のバス停を必ず通ります。概算ですがその数は25停留所を超えます。
東名高速区間ではインターチェンジ外に設置のバス停も少なくないため、頻繁に高速道路を出入りする必要もあります。
名古屋市内の一般道走行時にも「栄」「千種」「名古屋インター」などのバス停が複数設置されています。
名古屋市内にも停留所のあるスーパーライナー
一方「新東名スーパーライナー」には、途中のバス停設定は一箇所も無い※ため、確実に所要時間の短縮が可能となります。
※東京方面は「用賀」「霞ヶ関」にて下車のみ可能
■新東名Sライナーは「新東名高速走行」
「スーパーライナー」は一般道・都市高速の一部以外は東名高速のみを走行します。一方の「新東名スーパーライナー」は、御殿場以西については東名高速と並走する新東名高速を走行しています。
新東名高速は新規格道路と呼ばれてあり、3車線のほぼ全区間で最高速度が120km/h※に引き上げられていたり、カーブの多い東名高速とは違い、線形自体が直線部分多いこととからも、大幅な所要時間の短縮が可能です。
これは筆者の考えですが、新東名高速は静岡や浜松など都市部から離れている関係から、利用車両が少ない=渋滞が起き難い も時間短縮と関係がありそうです。
※新東名スーパーライナーの営業最高速度は不明
■新東名Sライナーは「一般道路走行が短い」
これは名古屋市街地周辺の走行ルートに関してとなります。
スーパーライナーは前述の通り、一般道で栄・千種などを経由するため「名古屋インター」から名古屋駅新幹線口バスターミナルまでは繁華街の一般道を約15km、所要時間約30分での走行となります。スーパーライナーの一般道走行時間は50分を超えることもある
それと比較して「新東名スーパーライナー」は「名古屋駅新幹線口バスターミナル」と最寄の高速道路入口まで一般道を10分程度の走行となります。新東名Sライナーの一般道走行時間は全5時間のうち20分程度
■総合的に所要時間が5時間を切る
上記の運行事情により「スーパーライナー」は東京・名古屋間の標準的な所要時間は約6時間ですが、「新東名スーパーライナー」は5時間を切る運行も可能となっているようです。
■「スーパーライナー」の存在理由
数度の乗車時に観察をしていると、とにかく旅客の乗降が頻繁に行われており、例えば浜松乗車・栄下車など、神奈川県~静岡県~愛知県の生活路線として多くの旅客に日々利用されているのかもしれません。
実際の乗車時に車内が閑散とするのは、栄から名古屋駅の僅かな区間だったと記憶しています。他区間は頻繁に乗客が入れ替わる感じでした。
■追加「女性専用席がある」
「新東名スーパーライナー」には3列と4列シートの便があります。どちらの便でも「女性専用」として乗車券を購入時、隣座席は必ず女性(または空席)となります。
次項では「新東名Sライナー」の発着場所紹介となります
「新東名スーパーライナー」発着場所
「新東名スーパーライナー」は東京駅(一部新宿駅)、または名古屋駅に隣接の各バスターミナルが発着となります。
今回は夜行便「ドリームとよた」の一部発着場所も紹介いたします。
■JRバス 東京駅高速バスターミナル
東京駅八重洲中央口または八重洲中央南口(東海道新幹線側)のグランルーフ下が「東京駅高速バスターミナル」(乗車場所)の所在地です。
施設内券売機または窓口にて、乗車券購入が可能です。また奥には待合室・洗面所設備や自販機設置もあります。バスターミナル内に売店、東京駅構内の売店も近距離となかなか便利です。


待合室向かいに並ぶ高速バスの乗場は10分おきに出発便があります。
「新東名スーパーライナー」は9番線からの出発となります。


参考までにこちらは深夜高速バスの時間帯です。「ドリームなごや」岐阜行は前回1番線からの出発でした。
そして東京駅の発車バス発バス停は上記ですが、到着バス停は日本橋口となります。ご注意を。
夜の日本橋口。
目の前には東京駅日本橋口が。
■新宿駅南口交通ターミナル (バスタ新宿)
JR新宿駅南口/新南口と直結している「バスタ新宿」からは「新東名スーパーライナー新宿」1便の発着があります。
バスタ内には窓口と券売機が並び、待合スペースに洗面所さらにコンビニが営業中です。
JR新宿駅新南口と直結しています。
夕刻発車(当時)の「新東名Sライナー新宿」。
■名古屋駅新幹線口バスターミナル
JR名古屋駅太閤口(東海道新幹線側)が「名古屋駅新幹線口バスターミナル」の所在地です。「新東名Sライナー」の全便が発着しています。
JR名古屋駅太閤口から1分です。駅反対にある「名鉄バスセンター」や「名古屋駅バスターミナル」と間違わないようにしましょう。
ターミナル内に売店と洗面所はありませんが、有人窓口と券売機のある待合室には飲料水自販機の設置あります。
「新東名スーパーライナー」は2番線からの出発です。
夕刻名古屋到着の「新東名Sライナー(プレミアム席便)」。
早朝の名古屋駅到「ドリーム名古屋」。
■JR岐阜駅バスターミナル (参考紹介)
JR岐阜駅北口のロータリーが「JR岐阜駅バスターミナル」(名称は「JR岐阜」)の所在地です。「ドリームなごや」が1便発着しています。
JR岐阜駅長良川口の1Fより徒歩1分です。
JR岐阜駅側に並ぶ5番乗り場となります。バス停前には屋根とベンチがあります。
「ドリームなごや」東京行バスの発車風景です。
次項では「新東名Sライナー」の行程紹介となります
「新東名スーパーライナー」行程
発着場所に続いて「新東名Sライナー」東京〜名古屋間の行程を簡潔にご紹介します。
1. 東京駅高速バスターミナルから出発をします。液晶案内をはじめバス入場前に番線などアナウンスがあります。
乗車時の改札はバスの運転士が行います。トランクなどの大型荷物は荷物室に収容可能です。出発時刻に遅れた乗客は待ちません
2. 出発をすると、以降のバス停は一切ありませんが、東名高速「足柄」と新東名高速「遠州森町」でそれぞれ10分〜20分程度の休憩が設定されています。休憩時には提示される出発時刻を厳守しましょう。


私は未見ですが、集合時間に遅れた乗客は待ちません
静岡県走行。
名古屋市内。
私は未見ですが、集合時間に遅れた乗客は待ちません
3. 出発から約5時間で名古屋駅新幹線口バスターミナルに到着しました。おつかれ様です。


名古屋発の便では逆行程となりますが、東京便については「用賀出口※」「霞ヶ関駅」にて下車(専用)が可能です。
※早朝の霞が関バス停と写真下・用賀は混雑時に通過することもあり
次項では「新東名Sライナー」の座席予約となります
「新東名Sライナー」の乗車方法 (調整中)
「新東名Sライナー」は乗車直前に東京駅バスターミナルで切符を買うこともできますが、楽に&おトクに購入する方法をご紹介します。※筆者はターミナル購入経験はありません
■乗車券の予約・購入
東名ハイウェイバスの座席予約は、乗車日の1カ月と1日前より※可能となり、「高速バスネット」サイトからの購入が便利です。
簡単操作で乗車便と座席の予約をすることができ、支払い前であれば何度でも変更が可能です。
(※バス路線により予約受付開始日は異なります)
https://www.kousokubus.net/BusRsv/ja/
■運賃は基本同額
「東名ハイウェイバス」は「新東名スーパーライナー」でも「スーパーライナー」など、同区間であれば運賃は同額設定ですが、実際には片道2,400円〜5,340円(普通座席)での発売額となります。
この価格差は、主に早割購入の適用期間に購入をすることで発生します。更にクレジットカード決済により若干安価となります。
「高速バスネット」予約画面より新東名Sライナー運賃の一例
■高速バスネット予約時の注意点
「新東名Sライナー」は便により「2階建バスまたは1階バス」、「3列シートまたは4列シート」が混在をしているため、好みなどにより上記は画面にて要確認事項です。
「高速バスネット」画面。便を選択後に座席種別と運賃表示がされる
座席予約の指定もグラフィカルな確認と操作が可能です。(要会員登録)


左は4列、右は3列シート
■高速バスネットの残念な点
高速バスネットでは、頻繁に利用する便を「お気に入り」として登録することができ、その便の乗車券購入毎にポイントが貯まる割引サービスもあります。
しかし残念ながら「新東名Sライナー」は対象の便には入っていません。
東京〜名古屋便は夜行のみ対象なのです。


■運賃・料金支払い後の注意点
運賃や料金の支払いは、予約と同時にクレジットカード決済、または発行されるQRコード持参でのコンビニ支払いとなります。
一度支払いが済むと、旅行(乗車)中止時には「キャンセル料金」が発生します。(規約などをご確認ください)
…コンビニ決済時には、郵送など色々と手間と時間もかかります。
■ところで乗車券は?
クレジットカードによる決済直後、QRコードを含めたオンライン乗車券が登録メールアドレスに送られてきます。
当日の乗車前提示が必要となるので、くれぐれもお忘れなきよう。
コンビニ決済時には、その場で乗車券が発行されます。こちらも乗車前提示が必要となります。(ファミリーマート発見についてはQRコード転送)
次項、新東名Sライナー他,バス車両のご紹介です
新東名Sライナー車両紹介
本項では「東名ハイウェイバス」の運用車両をメインに、他社競合路線また国内高速バス(一般)車両・内装のご紹介となります。
・新東名スーパーライナー/スーパーライナー/ドリームなごやの車両をメインに、競合他社や別路線など現在運行中に限らず、引退済みのバスについても掲載いたします。
編集者はバスマニアではありませんので、勘違い表記などはご理解ください。またコロナ以降の履行回数減、バス運行体系の変更などから、紹介車両の運行を保証するものではありません
JR東海バス所属車両の「ドリームなごや」
JR東海バス 新東名Sライナー①
こちらの車両は日野自動車のハイデッカー「セレガ」となります。
各座席電源とフリーWi-Fiは完備。トイレは最後尾部分に設置してあります。
こちらは「4列シート(ワイド)」車両となり、特別席はありません。
まるでコクピットな運転席。
シートカラーは数種類存在するようです。
座席間には肘置もあります。(写真では収納済)
前座席の下は空間のため、ある程度は足が伸ばせます。
4列シートですが、靴を脱いでの足置きもあります。これはJRバス関東にはありません。


テーブルと窓側座席の電源。


1度だけ隣席にも乗客がいましたが、さほどの窮屈感などはありませんでした。
JR東海バス 新東名Sライナー②
こちらの車両は三菱ふそうのハイデッカー「エアロエース」となります。
各座席電源とフリーWi-Fiは完備。トイレは最後尾部分に設置してあります。
こちらは「4列シート(ワイド)」車両となり、特別席はありません。
上のバスと同じかと思いきやカオが違いますね(調査中)
シートや装備については上記①同様、ハイレベルなワイド4列シートです。
個人的に1階バスではこのタイプが一番好きです。
休憩中、出発時刻はフロントのLEDに出ています。
一部座席以外はミニテーブル、折り畳み式フットレストもあります。
窓側肘おきとUSB電源。
JR東海バスは「靴が脱げて足置きもある」など細かいサービスに溢れています。降車ボタンが天井インテリアに溶け込んでいます。最初は霞が関下車時に探しちゃいました。
JR東海バス 新東名Sライナー➂
こちらの車両は日野自動車のハイデッカー「セレガ」となります。
各座席電源とフリーWi-Fiは完備。トイレは最後尾部分に設置してあります。
こちらは「4列シート(ワイド)」車両となり、特別席はありません。
(①の車両とは座席カラーが異なる点と思われます)
近頃は後に広告がつくようですね(2021/3)
JR東海バス 新東名Sライナー④
東京・名古屋間は主にJRバス関東とJR東海バスの共同運行となります。
そしてこちらの様な2階建バスは総称として「ダブルデッカー」と呼びます。
写真の車両は三菱の「エアロキング」ですが、国内での2階建バス製造は2010年で中止となっているため、今後の動向が気になるところです。
JR東海バスの投入するダブルデッカー車には、私の知る限りで4タイプの座席仕様が存在します。
全タイプFree-WiFi対応、各座席には電源、トイレは1階部分に設置となります。
まずは路線での最上クラス「プレミアム・シート」設定の車両となります。
プレミアム・シート表示があります。
運転席はモニターだらけ、この右側にはプレミアム・シート専用の荷物置き場もあります。
乗車口付近よりプレミアム・シート区間。
1A,1B座席を前部より。
1A,1B座席を後部より。
1C座席。ヘッドレストは上下稼働、オットマンは固定式。エアコン送風口は4つ独り占め。
座席フットレストとオットマン。
フットレスト、リクライニング調整は手動。


全方位カーテンによるプライバシーも。


弁当までデラックスに、、、個人的乗車感想です。座席など快適装備は最高です。しかし1階席の影響と思われるロードノイズ(高速道路の継ぎ目他)がやや気になりました。
2階部分は全座席が料金不要の普通席(3列デラックス・シート※後述します)となります。
JR東海バス 新東名Sライナー⑤
この車両も上記①と同様に三菱ふそうのダブルデッカー「エアロキング」となります。
こちらは「ビジネス・シート」対応車両となり、前方ドア付近に「ビジネス・シート」のステッカーが貼られています。
「ビジネスシート」は2階前部に6席が設定されています。
座席自体が普通席より大型であり、前後スペースも広くとられています。わずか500円追加をすれば快適な移動が約束されます。
ビジネスシート周辺。後述する普通席との差は歴然です。可動式オットマンが装備ですが、足の短い私は前座席まで届きませんでした。
こちらは2階部分の普通席(3列シート)です。
昼便としては貴重な3列シートの運行車両、しかもデラックス・シート仕様となります。
シートカラーは複数存在するようです。
普通席周辺。一部以外の各座席にはフットレストが装備されており、上着掛けに使えるハンガーも用意されています。
JR東海バス 新東名Sライナー⑥
この車両も上記①と同様に三菱ふそうのダブルデッカー「エアロキング」となります。
こちらは全席普通席「3列(デラックス)シート」の車両です。特別料金席はありません。
2階部分となります。
上記②の車両と座席色は違いますが、同様の3列普通席(デラックス・シート)となります。
一部座席を除いてフットレスト、靴を脱いで前座席下への足置きが装備されています。
(私の座席はフットレストが動作しませんでした)
JR東海バス 新東名Sライナー➆廃車
この車両も上記①と同様に三菱ふそうのダブルデッカー「エアロキング」となります。
こちらは全席普通席「3列(ノーマル)シート」車両となります。特別席はありません。
(外観は③と同写真)
車両の2階部分となります。
座席の色も仕様も違う普通席(レギュラーシート)となります。同じ金額で・・・この差は何?
予想ですがこのシートはバス製造会社標準の座席と思われます。
デラックスシートよりも肘置きなどシート全体が見劣りしています。
それでも一部座席以外にフットレスト、靴を脱いでの足置きは装備されています。
JR東海バス ドリームなごや
東名ハイウェイバスの深夜便とお考えください。
主に東京駅(新木場駅)~名古屋駅 (JR岐阜駅)などを東名高速走行にて結んでいます。
こちらは恐らく、前述のJR東海バス 新東名Sライナー①と同型設備の車両と推測されますが、こちらでは2階座席(3列デラックスシート)をご紹介します。
実はこの時スーツで乗車したので、各座席にあるハンガーが大変にうれしかったです。
余裕で寝られました。
JR東海バス ドリームなごや(2020/10/21乗車)
上記便の新型ダブルデッカー車「アストロメガ」です。
以前乗車したJRバス関東のアストロメガは、全座席4列シートでした。一方JR東海バスでは1階部分は4列シート、2階部分は全3列シート、さらに3列シートは新機構となる「クレイドル・シート」採用です。
写真は全て2階部分となります。B,Cシート。
BCシート間は通路に。
全席カーテンがあります。
可動式ヘッドレストとフットレスト、座席背面。


乗車から終点までカーテンは締まっています。
窓際天井と乗降扉。


消灯後車内。
JRバス関東 新東名Sライナー(2020/9/28乗車)
こちらの車両は日野自動車のハイデッカー「セレガ」となります。
各座席電源とフリーWi-Fiは完備。トイレは最後尾部分に設置してあります。
こちらは「4列シート(ワイド)」車両となり、特別席はありません。
足元のフットレストはありません。
JRバス関東 新東名Sライナー②
こちらは「エアロキング」です。
車体にはでかでかと「青春エコドリーム※」と書いてありますから・・個人的には久々に高速バス移動で疲れました。※深夜の格安便
車両外観には自己主張が。
「貴様、新東名スーパーライナーではないな!?」
つーかさ、Ecoって何よ?割引なし時にゃ5,000円を超える運賃なのに・・・


1階部…狭いせまい、見た目から座席の前後左右全部が狭いのです。
当然2階だって狭い。
座席は小さい癖に4列を詰め込んだ結果、大抵は体を横にしないと通路を進めません。


「電源は2人で1つよ」って喧嘩にならんのでしようか。トイレとWi-Fiはお情け?でついています。


上記、最初は代車運用と考えていたら…また別の日にエンカウント。定期運用の罠でした。
照明が入る前の車内。


外見はゴージャスなんだけどね…
上記と同タイプの別車両です。
・・・貶しているのに何でこんなに写真があるかって?
2021年前半までこの便は最速となる東京7:30発の新東名Sライナー1号に設定※されたから、乗るしかないのです。
よく見ると…エコすぎて座席上の荷物置きまでないのです。ざーけんな!
今回この座席(10D)は正直辛かった…窓際のダクトが右足に当たり続けるのです。
10A-10Dの4座席ついて、シートピッチ「だけ」は他座席より広いのです。


座席は少々リクライニングしますが、後座席に人が居る場合、張り合う勇気と度胸も必要ですね
JRバス関東 新東名Sライナー③
こちらの車両は三菱ふそうのハイデッカー「エアロエース」となります。
各座席に電源があり、トイレは最後尾部分に設置してあります。
こちらは「4列シート(ワイド)」車両となり、特別席はありません。
座席配置のイメージです。
4列シートですが幅広シート(楽座シート)採用による厚さのある背ずりなど質の向上、十分な足元スペースなど頑張っていると感じました。
JR東海バスのように靴を脱いでの足置きは装備されていません。
JRバス関東 新東名Sライナー④
この車両は2019年に新投入された、新型のダブルデッカー車「アストロメガ」です。
開発は海外のスウェーデンSCANIA社とベルギーVanHool社です。
バス通に言わせると「海外のバスメーカーで唯一日本国内の保安基準を満たした」と、いい走りのバスだそうです。
確かに高速走行中も安定走行、静粛性も高いと感じました。
恐らくですが、2020年現在では京阪神路線に移動した模様です。


1階部分です。
車内は全4列シート、トイレは1階に設置してあります。
JRバス関東は「ヨーロピアンスタイル」を押し出しています。
2階部分です。
車両後部と前部ですが、見事なまでの4列シート。
新型車だからか満席状態でも息苦しさはありませんでした。


個人的には「座面が狭い」「ホールド感が強すぎる」と感じました。
電源は座席によりUSBポート付ケーブルが、前座席背もたれから生えています。
この座席は…電源が1つしかなさそうでした。(乗車当時)
・・・私は4列シートが超嫌いです。憎悪していると言っても良い程です。
JRバス関東 新東名Sライナー⑤
JRバス関東版の「エアロキング」です。
同社の他路線では運用中形式ですが、東名ハイウェイバスからは撤退したと思われます。
以前はこの車両が東京駅7:30発となっていたので、3列シート大好きな私は狙い撃ちをしていました。
一部以外の各座席にはフットレストが装備されています。
予想ですがこの車両のシートは、バス製造会社の標準座席と思われます。
前後幅も十分すぎるほどあります。
2階先頭席は眺望は最高ですが、昼便では日差しとの戦いとなります。確か足置きもありません。
1階席は天井が低い気がします。また、トイレは1階に設置されています。
JRバステック 東名スーパーライナー
JRバステックはJRバス関東の完全子会社です。
この時の私は、名古屋便高速バスを理解しておらずに「スーパーライナー」を選択した上、東名高速の渋滞により7時間以上は乗車をしていました。
こちらの車両は三菱ふそうの「エアロエース」、ハイデッカーとなります。
車内は全座席幅広4列シート、トイレは設置してあります。
座席間の肘置も普通4列シート者と比較すると幅広です。
京王バス 「新宿~名古屋線」
こちらは長野県経由の新宿・名古屋便。ある意味ライバル路線となります。
バスタ新宿発中央道経由の名古屋駅(名鉄バスセンター)着路線となり、途中、岐阜県の中津川や多治見を経由します。
こちらの車両は日野自動車のハイデッカー「セレガ」となります。
各座席電源とフリーWi-Fiは完備。トイレは最後尾部分に設置してあります。
こちらは「4列シート(ワイド)」車両となり、特別席はありませんが、一部座席以外にテーブルと足置きが設置されています。
京王バスは洗面所が広いのが特徴。170cm身長でも室内で立つことが可能です。


共同運行の名鉄バス車内です。
ウィラーエクスプレス 「リボーン」
こちらはほぼライバル路線となります。季節型運賃を適用しており、閑散期ならばJRバスよりも安価なこともありますが、繁忙期にはJRバスの1.5倍近い運賃になることも。
今や真当な高速路線バスとなったウィラー、初利用は3列シート車両に乗車しました。
名古屋駅(ビックカメラ前)~新宿(バスタ新宿)路線での利用ですが、ウィラー便では2箇所の休憩時間が各30分設定のため、新東名Sライナーより若干の所要時間プラスとります。
こちらの車両は三菱ふそうの「エアロエース」、ハイデッカーとなります。
3列シート×6の18人が定員です。
シートのリクライニング、フットレスト操作はリモコン。(ワイヤード)
足は前座席下に置けます。移動自体はなかなか快適でしたが、なんでウィラー便にはトイレないのかな。
ウィラーエクスプレス (リラックス)
ウィラーバス標準となる4列シートタイプ
新宿(バスタ新宿)発名古屋では…名古屋駅徒歩15分の笹島付近バス停で降ろされます。どうやらウィラーは名駅周辺着できないかもです。
こちらの車両は三菱ふそうの「エアロエース」、ハイデッカーとなります。
4列シートでの居住性がウリとのことです。昼行便はWi-Fiあり・洗面所設置はありません。
隣席との間にもコロナ対策。2022/1現在ではウィラーバス社内での飲食は「お断り」です。ウィラーには1ランク下の「標準4列シート」バスも設定されていますが、私は絶対に乗車しません。
杉崎高速バス (東京~名古屋)
こちらは格安深夜バス(名古屋・東京 最安1,700円)です。
私が利用した中で唯一「まとも」と感想を持った格安高速バスでした。
出発は東京鍜治橋バスターミナル、到着は名古屋ミッドランドスクエア前となります。
座席は普通の4列シート、洗面所やWi-Fiなどは一切なし。
この辺のバス停下車でした。
東京・名古屋便は以上です
JRバス関東 上州ゆめぐり号
新宿と草津温泉(基本は伊香保温泉経由)を運行しています。
「高速バス」ではありますが、渋川I.C.以降は全て一般道を走行するため、高速道路走行時間の割合が低い路線です。
こちらの車両は三菱ふそうのハイデッカー「エアロエース」となります。
車内は全座席幅広4列シートに各座席電源付き、トイレは後方に設置してあります。
草津温泉イメージキャラクター「ゆもみちゃん」のかわゆいプリントもあります。一時期ファンでした。
車内について、以下写真の座席構成は現存しておりません。
〜以前は座席1,2番がアッパークラスシートである「Gシート」装備車両がありました。
Gシート運行便では500円の追加料金で「大型座席・3列シート・前後幅広い・肘置優雅使用」が手に入り幸せでした。
前列ヘッドレスト装備席が「Gシート」です。後方の標準4列シートと比較すると、座席のサイズから違います。そして私は頻繁にGシート利用で草津温泉に行っていました。
・・・しかし数年前にJRバス関東は「Gシートを廃止して全座席を幅広4列シートに置換」を公式に発表・装備変更をしました。
こちらも現存しないであろう、全座席「標準4列シート」の車両です。
現在は全座席「幅広4列シート」に交換済みかと思います。
(現在の車内設備は前述の「新東名Sライナー」4列シート車両と同様と思われます)
シート自体に厚みもあります。
JRバス関東 那須・塩原号
新宿と那須温泉を運行する路となり、後述する(旧)東野交通との共同運行となります。
こちらの車両は日野自動車のハイデッカー「セレガ」となります。
車内は全座席幅広4列シートに各座席電源付き、トイレは後方に設置してあります。
車内設備は前述の「新東名Sライナー」4列シート車両と同様です。
JRバス関東 東海道昼特急号
東京・大阪(京都経由)で運行しています。
新幹線よりもかなり価格が抑え込めますが、定時運行で全行程を8.5時間かけて走行します。
この車両は三菱ふそうのダブルデッカー「エアロキング」となります。
(実際の乗車は相当以前となり、現在では座席などの装備が変更されている可能性もあります)
全座席3列シートです。一部を除く各座席にはフットレストが装備されています。
京王電鉄バス 新宿-長野線 (プライム車)
東京と長野間で運行中の高速バスとなり、後述アルピコ交通との共同運行となります。
「プライムシート仕様」車両は通常車両より豪華で快適装備となります。
こちらの車両は三菱ふそうのハイデッカー「エアロエース」となります。
車内は全1+2列シート、トイレは特別広い個室が設置してあります。
プライム仕様車両の座席は、独立1席+2列の3列シートとなります。
一部を除いた各座席には、フットレストが装備されています。
登場時には「プライムシングル」として売り出された独立座席には電源とカーテンが追加装備されています。
2012年登場時にはシングル席追加料金が1,000円必要でしたが、後日500円に値下げされ、現在では追加料金なしとなりました。なんてこったい。
わかりづらい写真ですが、最後尾には着替えも出来るワイドな洗面所があります。
アルピコ交通 長野-新宿線 (プライム車)
東京と長野間で運行中の高速バスとなり、前述京王バスと共同運行となります。
「プライムシート仕様」車両は通常車両よりも豪華で快適装備となります。
こちらの車両は三菱ふそうのハイデッカー「エアロエース」となります。
車内は全1+2列シート、トイレは特別広い個室が設置してあります。
京王バスのプライム車両と同様の仕様・運行となります。
ただし、アルピコ車両は全座席に電源が装備されています。
岐阜バス 高速岐阜八幡線
岐阜と郡上八幡で運行をしており、今回の路線で予約不要の路線となります。
郡上市周辺は鉄道が活発ではないため、安くて速い高速バスが有利です。
この車両は三菱ふそうのハイデッカー「エアロエース」となります。
全座席標準4列シート、各座席に電源があります。トイレはありませんが所要時間は2時間を切るため心配は不要と思います。
座席前後がやや狭く感じられます。
岐阜バスと濃飛バスは岐阜バスターミナル発着となり、JRバスは入線しないのでご注意
。
同区間を運用していたこちらの車両は、三菱ふそうのハイデッカー「エアロバス」となります。
内装については記憶と記録がありません。
アルピコ交通 松本-高山線
長野県松本と岐阜県高山間で運行をしており、予約不要の路線となります。
・・・実は有料道路は運行しますが、高速道路は走行をしません。
全座席標準4列シート、電源・トイレはありません。
濃飛バス 高山-松本線
長野県松本と岐阜県高山間で運行をしており、予約不要の路線となります。
・・・実は有料道路は運行しますが、高速道路は利用しません。
全座席標準4列シート、トイレはありません。
なぜか電源は2系統あります。


東野交通 那須・塩原号
新宿と那須温泉を運行する路線となり、前述JR巻頭バスとの共同運行となります。
・・・しかし「東野(とうや)交通」は2018年に関東自動車株式会社と統合、名称消滅しました。(現在の運行車両及び装備は未確認となります)
こちらの車両は日野自動車のハイデッカー「セレガ」となります。
JRバスの幅広座席採用に対してこちらは標準4列シートではないかと思われます。また、電源なし、2列座席の間の肘置無しと記憶しています。トイレは後方に設置してあります。
日光自然博物館 低公害バス
自然豊かな奥日光を走行する低公害バス「わたすけ号」、実は短距離路線バスです。
「高速バス車両・設備」の紹介は以上となります
次項「ひとりごと」となります
私論 高速バスの「快適さ」「安さ」どこまで追求?
以前より存在はしていましたが、コロナ禍の現在は東京・大阪間など長距離路線を対象に、個室並みの快適プライベート空間を提供する高速バスも多数運行されています。
しかし価格は東海道新幹線「ぷらっとこだま」より高額なことも多く、夜間移動を必要としない私には縁がありませんし、夜行バスと快適はそもそも背反する存在なのです。
また国内道交法によりバス座席をフルフラットに倒すことはできないため、個人的には高級夜行バスには興味がありません。
私は3列独立シートに電源が装備され、フリーWi-Fiと洗面所があれば十分に快適と感じます。
そして高速バスには「新幹線と比較時、いかにして大垣まで安価で行けるのか」を常に求めています。
ただし「安さを求めて」はおりますが、現在は廃止された「格安ツアーバス」について私は一切の利用経験はありません。
個人的には「JR系バス会社」「鉄道系バス会社」「古くからのNBA(公益社団法人日本バス協会)会員会社」を便選択の目安としています。そして最後に…高速バス移動が快適と感じるのは、名古屋・東京(約5時間)が限界だと思います。
最後に
個人的に本記事開始時は趣味の紹介程度の認識でした。
実際には…ブログ内全記事アクセス1位なんです・・・少しむかつきます。
そして以前より記事リニューアルを考えていたのですが、今回ある事情により一部リニューアルといたしました。
皆さん21日の蔓延防止解除が待ち遠しいようですね(私も)
それでは良い旅を。
今回は以上となります。
是非あわせてご覧ください
ブログ内には他にも運輸記事があります。見てやってください。